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【書籍】金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術【解説&感想】

お金

老後の生活のために
お金をたくさん貯めておきたいけど
銀行預金ではまったく増やせない。
かといって投資信託や株、不動産は
素人が手を出すにはリスクが高すぎる。
どうにかうまく資産を増やしたい。
そんな方へ、確定拠出年金を使って
資産を増やし、さらに節税効果で
支出も軽減できる方法があります。

それが確定拠出年金です。
確定拠出年金の仕組みについて書かれた本が

金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術

です。この記事ではこの本の紹介をします。

こんな方におすすめ

  • 老後の生活が不安な方
  • 確定拠出年金の仕組みについて知りたい方
  • 確定拠出年金について運用方法を知りたい方
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この本の解説

この本で得られること

  • 今からでも老後のための貯蓄が大事だとわかります
  • 確定拠出年金の活用で効果的に資産が増え、節税にもなることがわかります
  • 確定拠出年金の運用の仕方がわかります

この本が出版された背景

2013年1月7日に第1刷が発行されました。
NISAが始まる前に書かれた本です。
すこし時代が経ってしまいましたので
今の時代に合わない部分もありますが、
年金制度の行く末や
金融商品の実態なども書かれています。
あまり詳しくない方にも
有益な情報もたくさん載っています。
ただし、少し専門的な話にもなりますので
別の本とも併用して読まれるといいかと思います。

「年利15%」の意味について

気にはなってしまったのですが
「年利15%」というタイトルの表記についてです。
確かウォーレン・バフェット氏でも
そこまでの利回りは納めてはおらず
だいぶ煽りなタイトルという感想を持っていました。

ではなぜ購入したかというと
後述しますが
とあるインフルエンサーさんから
紹介されていたので興味を持って購入しました。

ただ著者の竹川さんご自身がこのような発言をされています。

竹川さん自身が
一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金 iDeCo活用入門
の方をおすすめしております。

タイトルもお好みではないようです。

年率15%の意味ですが、
本書を見ると

  • 確定拠出年金で自己負担した掛け金が非課税になる
  • 住民税は税率10%、所得税は最低でも税率5%
  • 確定拠出年金を払った分だけ課税所得を下げることができ
    住民税、所得税が減らせる

これを「年利15の利回り」という表現をしているようです。
ちょっと表現が大げさな印象はあります。
利回りというより節税に近いのではないか。

健康保険でいえば
診療費は3割の負担でいい、
というのをを「7割もお得」という表現している感じがします。
(実際は年間10万以上支払っている人が大半で、
さらに医療費を年間でいくら使っているかにもよるので
一概には言い切れませんが。)

もちろんどちらも加入や利用したほうがいいのですが、
誤解を与えかねない表現に感じます。

ただし、それ以外の
この本に書いている内容そのものは
資産運用のことをよく知らない方に
とても有益な情報が載っています。

「年利15%」という表現はとりあえず忘れましょう

今からでも老後のための貯蓄が大事だとわかります

第1章で公的年金だけでは暮らしが厳しくなることが
書かれています。
少子高齢化をみればどう考えても厳しくなるのは
当たり前で、
支給開始年齢を遅らすか、
年金保険料を引き上げるか
するしかない状況です

ちょっと暗い気持ちになりますが、
それを踏まえたうえで
20代、30代のうちから
自主的に老後の蓄えを作ることを
提案しています。

もちろん40代以降の方の貯蓄も
十分に節税などのメリットを享受できます。

確定拠出年金の活用で効果的に資産が増え、節税にもなる

貯蓄したお金をどうするか?
銀行預金では利率が低すぎますが、
かといって投資信託や株では
リスクが大きくてどれを選んでいいかわからない。

この本では「確定拠出年金」をおすすめしています。

確定拠出年金なら

掛け金が控除
運用益は非課税
受け取るときも控除

となるのでかなり大きな節税効果が見込めます。

この点を重視して
本書では第3章を通じて
確定拠出年金での資産運用をおすすめしています。

確定拠出年金の運用の仕方がわかります

確定拠出年金の大きな特徴として
積み立てた掛け金を自分で運用方法を決める点です。
ただし、これも素人には
何をどう配分すればいいかわかりません。

そこで素人の方が始めるうえで
一番いいのは
世界丸ごと積立投資する
という考え方です。

これを実現するのが
インデックスファンドと呼ばれる
投資信託です。

これは
経済指標、例えばTOPIXなどに
加盟するすべての企業に投資することができます

一つ一つの会社の株は
上がる会社もあれば下がる会社もあります。
どこが上がるのか予想できればいいのですが、
プロでも難しいのが現状です。
ですがそれらをすべてひっくるめて
投資すれば、全体として市場が拡大していけば
安定して利回りを得ることができます。
(もちろんリスクは0ではありません)

この他にも国債というものもあります。
国債は国の借金であり
信頼のおける国家であれば
ちゃんと利息を付けて返してくれます。
(すぐに現金化できないなどの
制約があったりしますので確認が必要です。)

これらを満遍なく割り振って
効果的な運用をするためのやり方などが
分かりやすく説明されています。

著者・竹川美奈子さんの経歴

大学を卒業後、出版社や新聞社勤務を経て独立。2000年にFP(ファイナンシャルプランナー)資格を取得。新聞・雑誌などで取材・執筆活動を行うほか、投資信託や個人型確定拠出年金、マネープランセミナーなどの講師を務める。

「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」という個人投資家の交流会の幹事を務めるほか、「1億人の投信大賞」の選定に関わったり、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the year」の運営にボランティアとして携わったりするなど、投資のすそ野拡大に取り組んでいる。

2012年4月:金融審議会「投資信託・投資法人法制の見直しに関するワーキング・グループ」でプレゼン。15年1月:企業年金連合会「継続教育実践ハンドブック」作成検討会委員。16年7月~金融審議会「市場ワーキング・グループ」委員。16年9月~企業年金連合会「政策委員会確定拠出年金小委員会」委員

埼玉県出身、10月4日(投資の日・天使の日)生まれ
好きなこと:茶道、山歩き、シュノーケリング、ぐい呑み集め

LIFE MAPより引用

ファイナンシャルプランナーとして、
金融に関するセミナーや講演活動などをされています。

こちらで活動内容を知ることができます。

Twitterで発信もされています。
マネーリテラシーの格差からか
なかなか投資信託に対する理解が得られない状況があるようです。

他の著書

iDeCo、投資信託など、
なかなか素人がとっつきにくいけど
知らないと損をする分野について
分かりやすい書籍を執筆しておられます。

一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金 iDeCo活用入門

改訂版 一番やさしい!一番くわしい! はじめての「投資信託」入門

50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本

読者の反応

今日日年利15%なんて信じられませんが、考え方によって、それくらいの効能があるというのが確定拠出年金です。その内容と手続き方法が解説されていました。こちらの本にも、金融機関がおすすめする商品には手を出してはいけないと記載がありました。人の言うことを鵜呑みにせず、自分でしっかりと調べないと中々厳しい世の中です。

読書メーターより引用

アメリカにて個人型拠出年金をはじめた私には直接的には関係ないが、作者の意見には大賛成。もっとこの制度を利用出来る人はすべきだと思う。しかし、全くの初心者には難しい内容なのではないかと思う。 学んだこと 変額個人年金保険はコストが割高 定額個人年金保険は運用利回りが低い 毎月分配型投資信託は複利の運用の効果が発揮できないため、資産形成への投資効果はとても低くなる

読書メーターより引用

ファイナンシャルプランナーです。世の中には表向けできない商品もあります。同じ貯金をするならば運用率を考えたら使わない手は無いです。

読書メーターより引用

竹川さんの投信の本に続いて、資産運用の本も図書館の予約で届いたので読んでみました。内容は知ってることも多かったので、斜め読みです。確かに税制優遇分を金利に換算すると、凄い利率が手軽にリスクレスで得られますね。いかがわしい理由でなく、合理的な「年利15%」なので安心です。それにしても、確かにDC年金の税制優遇をベースにした資産形成を勧める内容なので、投資信託を勧めるのは道理ですが、この方の基本的なスタンスが投資信託を中心にした資産運用なのかな、と。ま、手間もリスも取りたくない傾向の私には合う考え方なのです。

読書メーターより引用

良書。確定拠出年金について色々と調べていて、とあるブログで紹介されていたので買った。分かりやすいし、読みやすい。この一冊だけでも確定拠出年金の何たるかは理解できる。あと数冊読んでみたい。

読書メーターより引用

 

感想

これを選んだ理由、買った理由、読んだ理由

この本を最初に知ったのは
このツイートを見たのがきっかけです。

マナブさんというYouTube、Twitter、ブログで
有名な方からの推薦でした。

いままでよくわからずに投資信託をしていたけど
プラスのファンドもあれば、
マイナスのファンドもあり、
トータルではちょいマイナスという状況でした。
しかもちゃんと勉強していなかったので
何をどうすればいいのか
全く判断がつかないという状況になり、
現金が必要になった時点で
全て解約してしまいました。

マナブさんからのおすすめもあり
一度ちゃんと勉強しようと思い
手に取ることにしました。

この本から学んだこと

  • 老後が長くなり、老後資金は増える
  • 放置していた確定拠出年金を
    何も調べずに金融機関を決めそうになった
  • 確定拠出年金を始めるための準備と運用

老後が長くなり、老後資金は増える

平均寿命が延び続けていて、
それによって老後の資金は当然増えることになります。

これは、「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」にも
書かれていました。
この本には

2007年に生まれた日本人の半分が107歳以上生きる

という衝撃の言葉が書かれていました。
(他の国籍でも書かれていましたが、すべて100歳越えです。
また年代でも調べていて、
現在40代の方も90歳以上は生きるらしいです。)

100歳以上生きるのは、珍しくもない時代が
やってくるようです。

そうなると仮に65歳で定年退職しても
30年以上の老後が続きます。

30年以上の老後を年金と貯蓄でやっていくにしても
想像以上にお金が必要なことが分かると思います。

ちなみに「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」では
年金ではなく、人生そのものを設計しなおした方がいい、
というか、自分で人生を設計しなくてはならない過酷な世の中が来るので
準備しておきましょうということが書かれています。
とても面白い本です。

話を戻しますと、
人生100年時代がやってくるのであれば
年金があったとしても、それだけですべては
当然賄うことはできないので、
貯蓄する重要性を学びました。

収入が少なくても、積み立てていかないとヤバいですね。
とりあえず収入の10%ずつを貯金に回そうと思います。

放置していた確定拠出年金を 手数料の高い金融機関を決めそうになった

金融関係の本を読む前は
全く詳しくありませんでした。

投資信託や国債、外貨建てMMFなどの
名前を知っているくらいで
どういうポートフォリオで買えばいいのか。
銘柄を選ぶ判断基準が全く分からずという状態でした。

脱サラする前に積み立てていた
企業型確定拠出年金がありました。

脱サラ後は年に1回、通知のようなものが届くのですが、
ずっと放置していました。
あるとき、どこでもいいからとりあえず
金融機関に移しておこうと
口座がある金融機関に資料請求しました。

ちょうどその直後ぐらいに、
この本を読んで、慌ててネットで手数料を調べたら
割高な値段になっていました。
そこに申し込みはせずに、
手数料が安い、別の金融機関にすることにしました。

もしこの本を読んでいなかったら
わざわざ手数料が割高なところを選択していたかもしれません。

確定拠出年金を始めるための準備と運用

確定拠出年金の金融機関選びも学べましたが、

  • 資産の振り分け(ポートフォリオ)
  • 節税効果が高い

ということを学ぶことができました。

特に節税効果は私のような素人には
理解するのが大変でしたが、
要は知らず知らずのうちに税金が取られている
仕組みなんだなということは理解できました。

ここまで理解できると
資産を賢く運用できる実感が湧いてきます。

まとめ

  • 老後が長くなり、老後資金は増える
  • 放置していた確定拠出年金を
    何も調べずに金融機関を決めそうになった
  • 確定拠出年金を始めるための準備と運用

コロナショックで収入が減ってしまいましたが
大事なお金をどのように育てていくか
という意識は少しずつ芽生えてきています。

少しずつでも積み立てていき、
資産が築けるに継続していければと思う。

他書のおすすめ

この本では確定拠出年金を中心に説明していますが
金融商品全体についても
勉強した方がより財務状況にあった
生活ができると思います。
それを踏まえて3冊をチョイスしました。

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