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幸せになれる!「嫌われる勇気」は読んだ方がいい理由【おすすめ本】

自己啓発

何をやってもうまくいかない

生きているのが苦しい

このような方に「嫌われる勇気」をご一読することをおすすめしています。

「嫌われる勇気」はベストセラーとなりました。
アドラー心理学をもとにした、
生き方や自分の心の在り方を説いている書籍です。

これを読むことで大きな心の指針となります。
私もたくさんの気づきを得ました。
本を2周読むことがありますが、こちらは4周した上に
要約ノートまで作りました。(画像を一部抜粋します。)

それぐらい、この本に書いてあることは
人間の心理の本質をついていると確信しています。
この記事では、どんなことが書いてあるか、
読んでおいた方がいい理由を列記します。

私が読んだ感想や私の解釈が含まれています。
筆者の主張にできるだけ則しているつもりですが100%ではないことを
あらかじめご留意ください。
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嫌われる勇気の登場人物と構成

この本では、二人の人物が登場します。
哲人と青年です。
哲人は哲学者でありアドラー心理学に精通しています。
アドラー心理学から言えば、
人は明日からでも変わることができる
と確信をもって答えています。

一方、青年は、図書館で働きながらも、
優秀な兄と比較されて育ったことで
自分に自信がなく、
幸福感に乏しい生活をしてることに悩んでいます。

そんな青年が、哲人の言葉を聞いて、
半ば押し掛けるような形で哲人の主張を論破しにやってきます。
この二人が対話をすることで物語が進められていきます。

この本の大きな特徴である対話形式にしたのはなぜか?

おそらく著者である岸見一郎さんが若いころに、
哲学の先生方に問答をして学問を深めていったこと、
ソクラテスやアドラーが著作を残さずに対話を通じて答えを導き出していったことにならって
この本でも対話形式にしたのではないかと推測しています。

絶対に読んだ方がいい理由

本書を読んでおいた方がいい理由は
次のようなことがわかるからです。

  • 自分の不遇は、自分で決めている
  • 自分が思い描いた世界観が実現する
  • 自分が嫌いなのは嫌われたり傷つきたくないだけ
  • 他者の評価を求めると他者に喜ばれる自分を演じて生きることになる
  • ありのままの自分を受け入れることがスタート地点
  • 自己受容できてはじめて他者への信頼、貢献ができる

どれも生きていくうえで大切なことばかりです。
それに気づかせてくれます。

そして私が一番、衝撃を受けたのは

「自由とは、他者から嫌われることである」

162ページより引用

という一説です。

順番に説明していきます。

自分の不遇は、自分で決めている

本書ではトラウマというものを明確に否定しています。

つまり過去のネガティブな出来事が原因で、
今の自分は不遇にあえいでいる、
ということはではないことをいっています。

そんなはずはない。

そうおっしゃりたい気持ちも十分に分かります。
本書にあるアドラー心理学では、

過去の出来事をどのように意味づけするか

これによって自分をあり方を決定していると説いています。
自分の中にある「目的」があって、それに適うように意味づけしています。

たとえば、大勢の人の前で話すと顔が赤面して言葉が出なくなる、
というのは

大勢の人の前で話したくない、という目的から
顔を赤面させて言葉を出なくさせている
という心理です。

思い当たる節がある人が多いのではないでしょうか。
本当はやりたくないこと、を
自分が悪くない、という理由をつけるために
無意識にこのような行動をとる方が多いです。

どのような目的をもつかによって
人の行動が決定されていきます。

自分が思い描いた世界観が実現する

人はそれぞれ考えや思想、価値観を持っています。
この考えや思想、価値観を本書では「ライフスタイル」と呼んでいます。
ライフスタイルは本当に多種多様で、
中には自分と全く正反対のライフスタイルを真実と信じて
生きている方もいっぱいいらっしゃいます。

そのライフスタイルは誰が決めているのでしょうか?

もちろん自分自身で決めています。
だから、違うと思えば、別のライフスタイルに変えることができます。
つまり自分を変えたければ、自分でライフスタイルを変えればいいのです。

しかし、変われない、という人もいます。

そんなに簡単に変われないよ

それはなぜか?
自分で「変わらない」と決めているからです。

どんなに大変な状況でも
「変わらない」ほうがいいと深層心理で考えていれば、
ライフスタイルが変わることはないのです。
「変わること」はそれだけ不安であり、
安定を重視すると「変わらない」という選択をしてしまいます。

結局、変われないじゃないか

そんなことはありません。
ではどうすればいいのでしょうか?
ライフスタイルを変えるのに必要なのは

「勇気」

です。

このアドラー心理学は勇気の心理学とも呼ばれており、
結局は、清水の舞台から飛び降りる、ような勇気が必要である
ということを主張しています。

自分が嫌いなのは嫌われたり傷つきたくないだけ

自分のことが嫌いとか、
好きになれないという方も実に多いです。

自分のことが大好きです

こんなことを言う人が周囲にいたら確かに
変人扱いされるかもしれないです。

しかし、自分のことが嫌いでいたら
現状から脱することができないことも分かっているはずです。

自分のことが嫌いという心理は
他者に傷つけられたくない、というライフスタイルがあるからです。

ここでひとつ重要な事実を伝えられます。

他者と関わっていく中で、
傷つかないということはありえないということです。
そして、あなた自身も誰かを傷つけて生きているということです。

だからこそ「傷つきたくない」ということは理解できますが、
不可能なことなので、「傷つきたくない」というライフスタイルから
「傷ついても立ち直れる」というライフスタイルに変えていくことが必要です。

また、一人で生きていけばいいじゃないか
という反論もあるかと思います。
しかし、それも現実には不可能です。
なぜなら、他者と関わらないということは現代社会では不可能だからです。

引きこもりは他者と関わっていないよ

一見そう見えますが、実際は周りに世話をする人や、
自分で衣食住のすべてをまかなうことを一人で行うのは不可能といえます。
周りに世話する人や、電気・ガス・水道などのインフラを使うのであれば、
それを管理する人たちがいます。
お金で何かを買ったりするのも他者の存在があって成り立ちます。

本当の意味で一人で生きるというのは、宇宙の中でただ一人生きている
ということになるのです。
それは実際には不可能なことです。

だからこそ他者との関わりの中で生きていくしかないのです。

他者の評価を求めると他者に喜ばれる自分を演じて生きることになる

本書では承認欲求も否定しています。
承認欲求とは他者に認められたいという欲求ですが、
これを軸に生きてしまうと様々な弊害が起きることになります。

いいことをしたら褒められ、悪いことをしたら罰せられる

というライフスタイルなのですが、
このライフスタイルは

  • 褒めてくれる人がいなければ、適切な行動をしない
  • 罰する人がいなければ、不適切な行動もとる

という誤ったライフスタイルへとつながってしまいます。

このような他者の期待を満たすために生きるということは
他者の人生を生きることになる。
これは自分自身の幸せのために生きていないことを意味します。

ではどうすばいいか、
この本では、他者の課題と自分の課題を分離することを説明しています。

すべての行動や出来事において、
「これはだれの責任なのか」
それが自分であれば、自分の課題として自分で考え行動する。
それが他者であれば、他者の課題なので他者が考え行動する。

気を付けなければならないのは
他者の課題に自分が介入したり
自分の課題を他者に介入されたりしないことです。

これは放任主義を意味しているのではないのですが、
説明が長くなるので詳しくは本書を読んでいただければと思います。

職場や学校などで、課題が分離できていないケースが多いと思います。
大勢の中で同じ時間を過ごしてしまうと、
どうしても情が湧いたり、反発心が生まれたししますが、
そんな時こそ課題の分離が大事です。
できるようになるには時間もかかるし、大変ですが、
このことを念頭に置いておいて行動することから
健全な対人関係が始まります。

ありのままの自分を受け入れることがスタート地点

自分のことをありのままの受け入れるというのは、
自分の長所だけでなく、短所もそのまま受け入れるということです。
これを本書では「自己受容」と呼んでいます。

例えば、60点の自分をそのまま、60点の自分のまま受け入れる。
これが自己受容です。
現状の60点を受け入れずに、本当の自分は100点だ
100点のことができるはず、というのは自己受容ではなないのです。

そもそも、100点満点の人間なんてこの世には一人もいません。

100点満点の自分を目指すよりも、
60点の自分を受け入れることを説いています。

そのためには「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めましょうと提案しています。
この見極めのことを「肯定的なあきらめ」と表現しています。

何かを始めると最初のうちは60点どころか20点にも満たない自分が表面化します。
それを人に見られ、笑われることが嫌でなかなか自己受容できない自分がいました。
だけど、ほかの人から見たら、そんなことは見透かされているのです。
見られたくないという気持ちもすべて見られています。
だから、そんな自分を隠さずに、
「これも自分の大切な一面」として受け入れてしまいましょう。

自己受容ができるようになると、 他者への信頼、貢献ができるようになる

他者を信頼するには勇気が必要です。
その勇気は自己受容から生まれてきます。
だから他者を信頼するためには自己受容が必要なのです。

もちろん他者に裏切られたり、自分の思う通りに行動しないこともたくさんありますが
それは「他者の課題」です。

他者に対して無条件の信頼を寄せることで他者への貢献ができるようになるのです。
他者への貢献は、承認欲求を満たすことではなく、
自分が「ここにいてもいいんだ」という自分の存在価値を受け入れるために行うものです。

「自由とは、他者から嫌われることである」

何かを努力したとき、
評価されることもありますが、
非難する人たちもいます。

何も悪いことをしていないです。
でも、なにかあなたが自分の意志で行動したとき、
必ず誰かから嫌われます。

誰かから嫌われるのがイヤで、自分の意思を封印し、
他者の空気感に合わせてばかりいることを選択している人もいます。
空気感を合わせることもある程度は必要ですが、
自分の幸せを必要以上に押し殺しているようではまったくもってナンセンスです。

自由であること、自分の生き方を貫くことのコストとして
他者から嫌われるということを述べています。

まとめ 私が読んだ感想

私自身も
あれはダメ、これはダメといわれ
嫌わないように自分を抑えつけ
他者から評価されることでしか
自分の価値を実感できなかった人間です。
今もまだそういう部分があります。

最初に本を読んだ感想は

言っていることは正論だと思うが
これを実行し実現するのは
めちゃくちゃ難しい

というものでした。
衝撃のほうが強くて、理解するだけで頭がいっぱいでした。
ですが、今では

そうそう。
こういう考え方で生きていくのが大事

という心境になりました。
生意気ではありますが、
この本の考え方を素直に受容できている状態です。

常識を覆すことなので、
受け入れるだけでも時間がかかる人は多いと思います。
ただ、常識というのは、
「大多数の意見」であって「正しい意見」ではない
ということは念頭に置いておいた方がいいのかなと思います。

著者について

この本の著者は岸見一郎さんと古賀史健さんです。

古賀史健さんについては別の本もこのブログで紹介しています。

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