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言ってはいけない―残酷すぎる真実―【レビュー】

社会学

言ってはいけないこと、
タブーというのは
それぞれの社会であります。

タブーの内容を知ろうとしても
なかなか得るのが難しい。
なぜなら言ってはいけないから。

そんな方におすすめの一冊があります。

言ってはいけない―残酷すぎる真実―

です。

この記事では本の紹介とそれに対する向き合い方を記載します。

こんな人におすすめ

  • 貧困、経済格差に苦しんでいる方
  • 人間関係でいつも不遇を囲っている方
  • 真実を知りたい方
  • 自分の思想、信仰を知りたい方
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この本の内容

一言でいうと何?

言ってはいけない真実を教えてくれる本

本の内容ではなく、何に反応したか

まえがきの冒頭1文目にいきなりこう書かれています。

最初に断っておくが、これは不愉快な本だ。
だから、気分良く一日が終わりたいひとは読むのをやめたほうがいい。

そう書いてある通り読み進めていく内に、
何とも言えない気分になりました。
確かに気分よく1日が終えられるような内容ではないです。
あとがきの最後の1文にはこう締めくくられています。

ちなみに私は、不愉快なものにこそ語るべきかちがあると考えている。
きれいごとをいうひとは、いくらでもいるのだから。

おっしゃる通りで、
人が口にはしない不愉快なことを知らないでいると
知らず知らずのうちに罠にはまっていたりします。

人が口にはしない社会の現実を認知し、
そこからどうすればいいのかを
ひたすら考えて実行し、検証してまた考えて実行する
これを繰り返して今に至ります。

本の内容自体には触れにくいです。
どんな感想や主張を書いたとしても
大きな反論が起こりやすい内容ばかりです。
誰かを傷つけずに主張することは不可能です。

見たくない現実を咀嚼して
判断材料の一つとしてもらうのが一番いいです。

人と接するうえで、
私たちはみな自分の利益を最優先します。
もちろん人のために尽くすことを第一としている方もいますが
他者への依存心が強いというキャラクターを持っていて
もちろんこういう方も
(自覚がないかもしれませんが)
自分のために行動しています。
生きていくうえで必要なことだからです。

人間関係で損する立場に追い込まれる方は
このあたりの現実を認識して、行動すれば
新しい局面が生まれるかもしれません。

「何が書いてあるか」
ということよりも
それに対して
「自分の心がどう反応するか」
に注意を置くと
自分の内面がよくわかってきます。

「そういう現実がある」
ということを見越して
自分の今の状況と踏まえて
行動を起こしてみてください

この本に書かれていることを信じるかどうかは
自分の人生経験や実際に目の前で起こったことで
各自に判断してもらうしかありません。

著者・橘玲(たちばなあきら)さんについて

橘玲さんの本は当ブログでもたくさん紹介しています。
おもしろいのはもちろんのこと、
無知でいることの危機感を教えてくれます。

事情に詳しくなれば、橘玲さんよりも
さらに細かな指摘ができるようになりますが、
問題はそういう判断材料さえ
持ち合わせていないことだったりします。

他の著書

新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

上級国民/下級国民

もっと言ってはいけない

他書のおすすめ

ヒトは「いじめ」をやめられない

キレる!(小学館新書)

子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕 上

レビューの評価

賛否両論並んでいるので、
両方を併記します。
判断材料にしてください。

否定的な意見

私には無理でした。遺伝の確率論でセンセーショナルな「真実」を出すこと自身、恣意的すぎる。 論拠である確率はあくまでも確率論であり「真」とはならない。反論を示せるような文献も多々あるのではないか。 不都合な真実やタブーに挑戦とリベラルを装いながら、 実際は別なところに意図が無かったか。

読書メーターより引用

もっと挑戦的な内容なのかと思っていたのだけど、あまり新味はなかった。書かれてることは、わりと巷で言われてることじゃないかと。著者の論の進め方も、結論ありきというか強引なところが多くて(たった一例を論拠にしてたりとか)、途中でウンザリ。後半は流し読み。

読書メーターより引用

そこそこ面白かったけどこんな程度の内容が「言ってはいけない」事なのかな?「人は遺伝子の乗る船」を指示しているので特に目新しい内容ではなかった。研究者でも科学者でもない編集者出身の著者が文献を読み漁ってインパクトのある内容でしょ!的に売るために作られた本 4章で雑婚、乱婚で知られるヤノマミ族(ヤノマモと表記)が登場するのに10章では「世界じゅうを見回しても乱婚の社会などない」とかちょっと雑じゃない?

読書メーターより引用

肯定的な意見

不快なことから目を背けてしまうのは、理性のある人間なら当然のことです。しかし、だからこそ客観的事実に基づいて、冷静な判断を下すべきなのでしょう。私は本著を読み、遺伝的要因と非共有環境によって自分が形成されていると知って、ある意味諦めにも似た感情が湧きました。ただ、それは決して後ろ向きなものではありません。寧ろそれを逆手にとって、自分の特性や人間の習性を上手く利用しながら、少しでも良い環境に身を置きたいと願う前向きなものです。考え方によってはポジティブな気持ちにもさせてくれる一冊だと思いました。

読書メーターより引用

学び: 国際学力調査によると、数学的、国語的、科学的なリテラシーの領域において東アジア人が最も高い成績を出している。また、親から最も遺伝する能力は音楽や数学、スポーツの領域。美容最大格差は生涯3600万(女性)→これも著者なりの計算方法が書いており面白い。現実問題、顔面偏差値で得することは沢山ある。美人は奢られやすく、就活でも活きるなど。 根拠として参照データもしっかり脚注に入れてくれている。ただ、たまに著者の意見が断定的な結論として書かれているのが気になる。相対的に見て面白い本ではある。

読書メーターより引用

読書会のために再読。「そうか?」というところも「確かに」と思うところもあった。作者の「不愉快なものにこそ語るべき価値がある(あとがき)」という考え方には一目置いている。全てを鵜呑みにするわけでも一字一句から拒絶するわけでもなく、内容をしっかり理解し適切に批判する能力が読者に求められる本だと思う。

読書メーターより引用

この本からどう動くか

今、苦境に置かれていて
何とか抜け出さないといけない人は
人よりも2,3歩も先のことを考えて行動しないといけません。
なぜなら他の人と同じ思考レベルで動いて、
不遇な立場に身を置かれているからです。
普通の人があるところまでしか考えないところを
さらに上回って考えて行動するから
他の人には追いつけない何かの境地に達することができます。
じゃあ、どうやって2歩、3歩先のところまで考えを進めるか
その行動の一つが、この「言ってはいけない」にあるような
情報を収集することだと思います。

ここに書いてあることを信じるかどうかも含めて
自分の心や思考を見つめなおすことができます。

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