【書評】マーケット感覚を身につけよう【ちきりん著】

書評

人は何に価値を感じるのか
何に時間を費やし
何にお金を払うのか?

限られた資源の中で
いかにして自分の商品や価値を見いだすのか?

そんな疑問をお持ちの方に紹介する本が
ちきりんさんの

マーケット感覚を身につけよう

です。
この記事ではこの本の紹介をします。

こんな方におすすめ

  • マーケティングを勉強したい方
  • 市場原理を感覚的につかみたい方
  • インターネット、特にSNSで新規顧客を増やしたい方
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この本の内容

ANAの競合はZOOMだった⁈

飛行機に乗って一か所に集まって
会議をするよりも
ZOOMでオンライン会議をすれば
コストを抑えることが可能です。

飛行機の競合は航空会社だけでなく
新幹線や高速バスも思い浮かべるのは簡単ですが、
実はオンライン会議システムに
客を奪われかねない競合といえます。

ANA(航空会社)のライバルとして
ZOOM(オンライン会議)を思い浮かべられるか?
それはマーケット感覚を持っているかにかかっています。

本書にはZOOMという固有名詞は
書かれていませんが
2020年にコロナが流行り出したときに
この本に書いてあることが
そのまま起きて話題となりました。

 

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著者・ちきりんさんについて

ちきりんさんの経歴・半生

超有名なブロガーです。

このブログだけでも相当に価値が高いのですが
書籍を多数、執筆しています。

こちらでちきりんさん執筆の著書の紹介もしています。

兵庫県出身の医者の娘として生まれ、
大学卒業後に証券会社に就職。

その後、アメリカへの留学や外資系勤務。

2011年から文筆業に専念します。

文章の説得力や
問題の着眼点は恐ろしいほど高く
「なぜそこに気づけるのか?」
と舌を巻くような内容ばかりです。

SNSなど発信媒体

ブログ

Twitter

Voicy

2020年9月から音声配信も始められました。
こちらではちきりんさんの生の声を聞くことができます。

他の著書

自分のアタマで考えよう――知識にだまされない思考の技術

悩みどころと逃げどころ

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

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レビューの評価

10年来のちきりんファンで、ブログもツイッターも常にチェック。ちきりんセレクトの電気膝掛け(この本にも登場)も購入済み。ちきりんさんの本は、思考停止に陥りそうになる自分に喝を入れたい時に読むと、ヒントを与えてくれます。この本は5年前に書かれたものですが、古さは感じません。これからの時代は、公務員や大手企業の社員であることや英語ができること等ではなく、マーケット感覚があるかどうかが最大の強みになるということが、わかりやすく書かれています。まずはプライシング能力を身につけるためにアンテナを張っていきたい。

読書メーターより引用

①一物多価。いつ、どこで、誰が、誰に、何を、どのように、売るかによって価格が変わる。②インセンティブシステムを理解する。規則や罰則で問題を解決しない。③作り込みより「とりあえずやってみる」④失敗しても構わない。フィードバックで修正を繰り返す。⑤市場性の高い環境に身を置く。

読書メーターより引用

ちきりんの本すごい。ともすれば教科書的な内容になりがちな思考法を、これ以上ないほど分かりやすく解説してくれる。もっと早く読むべきだった。 この本はマーケット感覚=価値あるものに気付く能力の重要性、鍛え方を書いている。マーケット感覚が無いと「自分には何の取り柄もないから会社にしがみつくしかない」となってしまうけど、それは価値に気付いていないだけで、実は世の中にとって役立つ価値は転がっていて、それに気づくことができれば人生の選択肢は大きく広がる。

読書メーターより引用

マーケット感覚には問題点の洗い出しが大事。ただ、実体験と理論をしっかり比較し、解釈していないと難しいと思う。

読書メーターより引用

これは面白すぎた。就活や婚活が市場化された流れから「マーケット感覚」とはなにかと説く。「自分にはなにもない」と思っている人はマーケット感覚が足りていないだけ。とにかく視点が面白い。こういう見方が出来るだけであらゆることが違って見えるだろう。何回でも読みたい本。

読書メーターより引用

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感想

会社で死ぬまでしがみつくか 市場で自分の価値を上げるか

第2章で市場化について書かれています。

日本の場合、正社員になれば
定年までは働かしてくれるのが一般的でした。
団塊世代の方は会社で働くのが
絶対に得だった時代だったので
どんなに理不尽なことがあろうと
どんなに職場内でいじめにあい、邪魔にされようと
しがみついて働きました。

両親もそういう世代です。

ただ日本の会社自体が
終身雇用という制度に
無理が生じてきているは事実です。

今、私が学生だったら

会社員(もしくは公務員)になって
社内政治を渡り歩いて、
必死でしがみついて生きていくか

フリーになって実績を積みながら
自分の単価(価値)をいかにして上げていくか

どちらかの生き方を選択するのだろうと考え
自分の適性と照らし合わせて
進路を決めたことでしょう。
(どっちが上とか、優秀とか、そういう話ではないです。)

今の若い人の中で
そういう構造になっている
ということに気づいて
動いている方も増えている一方で

まったく気にせず、
気づかず、のんびりと
過ごしている方もいらっしゃいます。

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