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【実録】インターナショナル系保育園の撮影でわかった日本人の特徴【スナップカメラマン】

写真術

こんにちは。玲玲です。

2年ほど幼稚園、保育園のイベントカメラマンをやっていました。
たくさんの園を訪問したのですが、
インターナショナル系の保育園の撮影を通じて
日本の保育園との違いについて、気づいたことがありましたので
まとめてみました。

そこで日本人としての特徴も見えてまいりました。

これはあくまで私が経験したことをもとに書いています。
全ての保育園に当てはまるわけではありません。
一人のカメラマンの経験を参考にしていただければ幸いです。
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インターナショナル系保育園の特徴

臨機応変に対応

例えば遠足などでスケジュールはあらかじめ決められています。
これは、日本でもインターナショナル系の保育園でも同じです。

スケジュールが想定通り進まないことはよくあることです。
インターナショナル系の保育園では臨機応変に対応します。
当初予定していたイベントをキャンセルしたりです。
アポを取っていたりなどの変更が利かないスケジュールもありますが、
可能な限り、その場の空気に合わせた無理のない進行をしていきます。

担当者を通さず直接、意見や要望を言う
それぞれがが勝手に仕切り始める

外国人の先生たちは
自分たちが「こうしたほうがいい」と思ったことは
ガンガン行ってきます。
しかも窓口である担当者とか通さずにです。

私の経験談です。
ある遠足での撮影でしたが
カメラマン2人体制でした。
このときは私と先輩がおり、
先輩が撮影側のとりまとめ役です。

保育園側も担当の先生(日本人)がいました。
日本人の感覚だと、
基本的は、先輩と担当の先生の
この二人のやり取りや取り決めが最優先事項で
もし何かある場合は、それぞれの窓口に通すのがデフォルトです。
もちろん軽微なことや、上を通さない方がいい場合は例外です。

ですが、外国人の先生方がそんなことはお構いなしに
直接私に、要望や提案をしてきます。
あらかじめ、先輩と担当の先生が話し合って取り決めたことは
関係なしにです。
あらかじめ決めておいた集合写真の場所の変更や、
撮影の順番に変更をきたすような大きな変更の内容だったので
私が勝手に判断してはまずいと多い、「確認しますね」といって、
先輩にこのことを伝えに行きました。
先輩の方でも、いろんな要望や提案を受けたようです。

その後、そんな調整などはまったく身を結ばずに、
現場は混乱しまくりました。
だれも担当の先生に確認をせず、
自分が思うベストなやり方を各々が勝手にやっている有様です。
当然、担当の先生はかなりご立腹でした。

「船頭多くして船山に上る」

ということわざがありますが
まさにそんな感じでした。

始めと終わりの区切りがあいまい

これもかなり戸惑いました。

体験談です。
入園式の撮影でお伺いしました。
通常は現場についたら、先生に挨拶して、
その後打ち合わせをします。

その時は先生たちの朝のミーティングが終わってから
打ち合わせをするということでしたので、
撮影機材の準備をしてミーティングが終わるのを待っていました。

待っていたのですが…

なかなか始まらないなぁ…

時間がたつと、
なんとなく、先生たちが一つの場所に寄って行きました。
総勢で10人ぐらいいたのですが、
また2,3人のグループでそれぞれ雑談をしているようです。

今、何の時間?

こんな疑問が浮かんできます。

ミーティングはいつ始まるのかな?

と待っていたのですが、誰が言うのでもなく、
先生たちの何となく集まっていた集団が、
何となくばらけていきました。

なんか変だな…

と思い、担当の先生に勇気をもって声をかけました。
話をすると、どうやらさっき何となく寄り集まったのが
朝のミーティングのようでした。

日本のミーティングとはだいぶ勝手が違いましてすごく戸惑いました。

その後の入園式のセレモニーもそうなのですが、
ゆるゆるな感じで進行していきました。

整列はせず、座り位置や並びは自由。
これは特に良い悪いではないのですが、
特に日本の教育機関は厳格に決めていますね。

日本の保育園の特徴

先ほど記載した点の逆を書けば日本の保育園の特徴になります。

予定をぎちぎちに詰め込み、なにがなんでも予定をこなす

日本人のまじめさ、勤勉さがでてしまっています。
予定をとにかく詰め込みすぎです。
さらに当日の変更はまずありません。

とある保育園の撮影でした。
午前中にボディペイントをやって、汚れた体を先生たちが洗っている最中に
お昼ごはんの給食を乗せた台車が各クラスに運ばれていました。

予定入れすぎじゃないかな…

食事の時間を遅らせるとか、
当初の予定を一部取りやめるとかはしないです。(もしくはできない)
私もインターナショナル系の保育園に行ってはじめて気づきました。

どの保育園に行っても、保育士さんたちの忙しさは
はたから見ていてもすごいです。

このスケジュールを毎日こなしているのかな…

日本の会社もすごいですよね。
どんどん予定を入れていきます。
休日でも返上当たり前で仕事が入れています。

日本人は本当に勤勉です。

日本人の中に、
「どんなに大変なことでも、頑張って何とかする。」
「頑張った自分かっこいい。」
という美学があるのかな。

と思わずにはいられないです。

担当者もしくはその上司(主任、園長)とのやりとりのみ

基本的には担当の保育士さんは一日中多忙にしています。
不在の時は主任の先生か園長先生が対応してくれることが多いです。

担当者が取りまとめていることに、
上司ではない他の先生方が勝手に変更をしたりということはないです。

こっちのやり方のほうがいいんじゃない?

と思っていても、その担当者の何かしらの考えを優先したりします。
責任がとれないというのもあるでしょう。

各個人が自分の意見を通す前に
「全体として」それが有益かどうかを必ず考える習慣が浸透しているようです。
まず「全体」を考えるのは日本人の特徴ですね。

始めと終わりの区切りをはっきりしている

日本の学校や会社に言えることですが、
ミーティングや会議の始めと終わりをきちっと区切ります。

おはようございます!
朝礼を始めます。

今日も一日よろしくお願いします!

全員で区切りをしっかりと共有できるようにしています。
小学校以上の学校では、授業の前後で起立・礼・着席をします。

保育園でも始めと終わりの挨拶をきちっとやります。
例えばこのあいさつもそうです。

みなさんさようなら

せんせいさようなら

そういえば、始めと終わりをはっきりしないってことがあったかな、
と振り返ってみましたが、思い当たる節がありません。

整列をきちっとする

私は合気道も習っているので、なおさら実感しています。
整列はチーム(全体)のパフォーマンスが向上します。

合気道の稽古では、稽古開始の5分前から正座をして黙とうをして待ちます。
これをやると空気が引き締まります。
具体的には稽古開始時間と同時に全員の気持ちのベクトルが稽古に揃います。
これが揃うことで限られた稽古の時間で、最大限のパフォーマンスで学習ができるのです。

余談ですが、中にはラジオ体操や歌を歌ったり、スローガンを斉唱したりなど
みんなで同じことをするのをとても重視しますね。

保育園も集会のような場では
各クラスごとに並んで座ったり、
エリアで区切って座ったりします。
移動も並んで整列が基本です。

小学校以上の学校になるとさらに厳密化されます。
移動中の私語すら許されません。

まとめ

2つを比べることで、日本の保育園の問題点も見えましたが、
同時に日本人が大事にしている良い点も見えてきました。
担当者のやり取りを尊重する→「全体」を最優先する
始めと終わりの区切りをはっきりさせる→目的や意識の共有
整列を大事にする→全体のパフォーマンスの向上
月並みな結論ではありましたが、
実体験を通して改めて自分たちのことを再認識できたと思います。
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