加藤諦三

【加藤諦三著】心の休ませ方【憎しみ・抑圧・うつ・自分の城】

加藤諦三

「生きることに疲れた」

こんな気持ちになって
何もやる気が起きなくなってしまった方が
たくさんいます。

そんな方に読んでいただきたい本が

心の休ませ方

と言う本です。

この本はテレフォン人生相談のパーソナリティをつとめる
加藤諦三さんの著書です。

なぜ生きることに疲れてしまったのか
その心の仕組みを知ることで
自分の今の状態を知り、
そこから今後の人生の生き方を見つけていくための本です。

加藤諦三さんがどんな方か知りたい方はこちらへ

加藤諦三
社会心理学者 加藤諦三の公式チャンネルです。ニッポン放送「テレフォン人生相談」のパーソナリティをはじめ、これまで何千人もの悩みを聴いてきました。ここでは現代社会のかかえる悩みに対する考えをアップしていきます。

こんな方におすすめ

  • 生きることに疲れてしまった方
  • 家族や身内のうつ病を理解したい方
  • 充実した人生を送る方法を知りたい方


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この本の解説

  • 生きることに疲れたら休めばいい
  • 恨み辛みをすべて吐き出そう
  • 心の中に「自分の城」を作れ

生きることに疲れたら休めばいい

生きることに疲れたあなたは、もう何もするエネルギーも残ってない、生きることに疲れたあなたにいま必要なのは休むことである。

休むことは本当に大切なことです。
特に眠ることを疎かにしては行けません。
ガソリンが切れているのにエンジンをかけようとしているのと同じ。
体にばかり負担がいくのは当然です。
ぐっすり眠ることはとても大事なことです。
医学的にも睡眠の重要性は調べれば簡単に出てきます。

眠っている暇なんかない
という焦る気持ちもあったりします。
しかし、焦ったところで解決することもないと思いませんか?
それよりも心を鎮めて、冷静な状況になって、
物事を考える方が効果的な行動が取れたりします。

恨み辛みをすべて吐き出そう

「生きることに疲れた」と言う人は、小さい頃からの毎日のストレスの中で、すべてがイヤになったのだろう。そして、心の底に憎しみが抑圧されている。

生きることに疲れる人は真面目な人です。
いや真面目すぎる人だった。

だから自分のいろんな感情を抑えつけて
生きていった。それが今、溜まりに溜まって
生きるエネルギーを奪ってしまった
という状態なのです。

生きることに疲れた人は、心の底にたまった恨み辛みのすべてを吐き出すことである。そうすればきっと幸せが手に入る。それで生きるエネルギーが戻ってくる。

誰かに話して聞いてもらうのもいい。
ノートに思っていることを書き綴るのもでもいい。
とにかく、こころの底に溜まっていることを
表に出すことです。
そうすることで今まで抑え付けられていた
本当の自分の気持ちを知ることができます。
それによって生きるエネルギーが回復していきます。

うつ病になるような人は、会社の仕事を少しはさぼっても心の葛藤を解決することを考えることである。

心療内科や精神科に通うことも大事ですが、
あくまで対処療法的な役割が強いです。
風邪をひいた時、
内科に行けば風邪薬が貰えますが、
風邪をひかない生活習慣まで面倒をみてくれるわけではない。
(多少、生活指導はあるかもしれませんが、
それを実行するかどうかは患者次第)

この本で、心の葛藤の原因や現状、実体を
少しでも理解が進めば、生きやすさが上がってきます。

まずは自分を知ることです。

心の中に「自分の城」を作れ

いま生きることに疲れたあなたも、「自分の城」を心の中に持っていなかったのではないか。だから会社にいて、時に自分の居場所がなくなる。

この「自分の城」というのはどう言う意味か?
私は「自己肯定感」とか
「安心・安全の絶対領域」
というような意味と解釈しました。
自分自身に肯定的な存在として認めてあげることができれば
自分の居場所がなくなると言うこともないし、
生きることに疲れるようなことも起きない。

自分自身を認めてあげるのは
まずは「自分自身」だと感じています。

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著者・加藤諦三さんとは

加藤諦三さんの経歴・半生

1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。東京都青少年問題協議会副会長10年歴任。09年東京都功労者表彰。16年瑞宝中綬章受章。現在、早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問、早稲田大学エクステンションセンター講師。
社会心理学に関する著書多数。アジア圏を中心に翻訳出版もされている。また、50年以上にわたり全国で講演会を行う。40年以上パーソナリティをつとめるニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」に出演中。

公式サイトより引用

SNSなど発信媒体

公式サイト

Youtubeチャンネル

他の著書

自分のうけいれ方 競争社会のメンタルヘルス

不安のしずめ方 人生に疲れきる前に読む心理学

「自分の心」をしっかり守る方法

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ネットや読者の反応

真面目に頑張っているから愛されたい、評価されたいと思う気持ちが、憎しみに変わり自分自身を攻撃していることもあると知りました。そんな時は休むことの重要性を忘れないこと、休むことは悪いことでは無いということ。楽観的に生きるまでには時間はかかりますが、せめて気楽に物事を考えるクセを付けてもいいのかなと思いました。ただ、本の中で度々登場する『うつ病になるような人は』という表現は非常に不快でした。

読書メーターから引用

加藤諦三氏の本を再び読む(最近で多分8冊目)。イソップ物語風の寓話がよく出てくる(筆者の他書籍でもしばしば出てくる)。 自分の気持ちに何度もウソをついて、他人に迎合して、無理して頑張っているならば、その人は愛情飢餓感を持っている、と自分では理解している。 生きることに疲れた時にするとよい自分への質問。 ・明日死ぬとしたらいま自分は何をするか。 ・この人たちとどういう人間関係で終わるのか。 ・自分はいままで何をしてきたのだろう。 やっぱり感情をノートに書く習慣を持とうと思った。

読書メーターから引用

勉強になりました。 あくまで自分の意見ですが、近くに生きるのにつかれた方がいる方は最初から、自分自身生きるのにつかれたなぁと思われた方は第5章から読むといいかもしれません。

読書メーターから引用

具体的な休ませ方については特には書かれず、まずは休ませる重要性を本人と周囲へ説く内容 休む間に人間関係の整理、そして自身での決断をするように軽く1回勧めている 心の底にたまった憎しみとそれを癒す同情を求める受け身の態度が何度も語られる 元本2003年を文庫化 2006刊

読書メーターから引用

心の底に憎しみを持っている人はどんなに頑張っても幸せになれない。生きることに疲れたら休むことが必要。頑張り過ぎてしまう人には処方箋のような本。世の中にはズルい人もいて、頑張る人から搾取している。自分の人生なのだから自分をしっかり持ってそういう人から縁を切ってしまいましょう。休むことも生きること。この言葉に救われる人は多いのでは。疲れたら休む、これ基本ですね。

読書メーターから引用

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感想

  • 真面目であるだけでは幸せになれない
  • 人生に「魔法の杖」はないということ

人からよく真面目な人と評価されるけれども
正直この生き方は生きづらい。
心の奥の方でそう感じながらも
自分の性格というかアイデンティティーだったので
変えようとしても自分自身の抵抗があったり、
周囲も戸惑ったので、結局は真面目キャラのまま
今日まで生きてきました。

ただ、真面目であるからと言って
幸せとは全く無関係であることが
よくわかりました。

真面目でも人を信じられなければ幸せにはなれない。愛を信じられなければ幸せにはなれない。人と親しくなれなければ幸せにはなれない。真面目でも人とコミュニケーションできなければ幸せにはなれない。

愛や親しみ、コミュニケーションは
全く別物であることに気づくのに時間がかかってしまいました。

人生の垢を落とす時

私も生きることに疲れてしまった時は
人間関係、環境、仕事、金銭問題、
ありとあらゆる人生の垢を見直し
整理する時なんだと痛切に感じました。

いろんなことに無理をして
頑張り続けた結果なんだと思います。

だからこれまでのことは
自分の人生をよくするための
大切な出来事だったんだと思い
見直していくことで
幸せへと向かっていけます。

人生に「魔法の杖」はないということ

深い闇に陥ってしまうと
ついこの「魔法の杖」を求めてしまいたくなる。
たとえ一時的でも
そんな時期は誰にでも訪れる。

ただ、そんな心の隙間をついた
甘い誘惑や一時の快楽が世の中にはたくさん溢れている。
ある物事にお金や時間を注ぎ込んだりしてしまう。
それは、こういう状況に置かれてしまった時です。

「魔法の杖」というものが
そもそもないと、心に留めておけば
人生はもっと心穏やかに、
ゆったりとすごせるし、
甘い誘惑、一時の快楽にも惑わされず
自分の欲望と上手く付き合っていけのにと
思ってしまいます。

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