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【実用数学】じゃんけんの手の確率は1/3にならない!【サザエさんじゃんけん白書が教えてくれた】

数学
じゃんけんの手を出す確率は1/3ですが、
実際にはそうなっていないのが現実です。
何らかの要因で偏りが生まれます。
今回は28年ものじゃんけんデータを保有する
サザエさんじゃんけん白書から
じゃんけんの手の偏り、
そして確率統計、乱数について掘り下げていきます。
疑問
じゃんけんで勝つ確率は本当に1/3なのか?
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証明

じゃんけんの確率

自分 相手  勝敗

グー グー  あいこ
グー チョキ 勝
グー パー  負

チョキ グー  負
チョキ チョキ あいこ
チョキ パー  勝

パー グー  勝
パー チョキ 負
パー パー  あいこ

9種類の事象のうち、
勝ちとなるのは3つの事象なので

勝つ確率は1/3です。

本当?

確率上では1/3なのですが、
実際はそうはならないと考えます。

じゃんけんしていて人によって癖があります。
例えばこんな感じ

  • グー、チョキ、パーの偏り
  • 手の順番の法則性
  • 一番最初にグーを出す癖がある
  • グーの後にパーを出す癖がある

完全ランダムには出していないです。
つまり

じゃんけんの手は1/3ではない!

といえるわけです。

じゃんけんの手の偏りをもう少し掘り下げると

  • 心理的な面
    連続して同じ手を出さない
    勝手に「特別」と意味づける
  • 手や指の動き
    モチベーションや意気込みで変わる
    グーやパーなど脱力していても出しやすい手
    グーやパーが増える

それを検証するためにいい資料があります。
それは

サザエさんじゃんけん白書

です。

サザエさんのじゃんけんがはじまった
1991年から一回も欠かさずじゃんけんを記録し続けている
これをみればじゃんけんの手の割合が分かります。

サザエさんじゃんけん白書とは

サザエさんじゃんけん研究所というところが
1991年から始まったサザエさんじゃんけんを
一回も欠かさず記録しつづけ、
白書としてまとめています
28年以上にもわたり集めたじゃんけんのデータは大変貴重なデータです。

Twitterアカウントはこちら

同人誌の販売イベントで購入しました。
スタバのコーヒーよりも安いお値段で売っています。
この中身が実に貴重なデータの集まりです。

サザエさんのじゃんけんの手は誰が決めているのか

手の傾向が時期によって異なることや
特別な日によって傾向があったりします。

  • FNS27時間テレビの日
  • 衆議院議員総選挙投票日

これらに該当する日は手の偏りがあります。

著作権はサザエさんじゃんけん研究所にあるため
白書の勝手に中身を公開するわけにはいかないですが、
説明できる範囲内で、こちらにあるデータを元に
じゃんけんの手が1/3になるのかどうかを確認します。

誰が決めているの

中身を公開することになるので詳しくは言えませんが
特定の担当者がいるのは事実のようです。
その担当者が毎週、出す手を決めています。

人事異動でサザエさんのじゃんけんに影響が

アニメ版サザエさんの制作は株式会社エイケンがやっています。
会社ですので当然、人事異動があります。
人事異動により担当者が変わることによって、
じゃんけんの手の傾向が変わっているようなのです。

特筆すべきは連続する手

3連続で同じ手を出すのは1/9となります。
ということは
グー、チョキ、パーが完全ランダムで均等に出されるならば、
3か月に1回はあってもおかしくはないのですが、
なぜか数年にもわたる期間で連続手が出現しないことがあります。
この時点で偏りが見られます。
3連続、4連続、5連続も同じ手を出すのは「特別」と感じるのでしょうか

5連続パー事変

ところが2020年6月7日のじゃんけんで
サザエはパーを出しました。
5週連続のパーでした。
28年のじゃんけんの歴史で初めてのことです。
ネット上でも話題になりました。

では28年以上ものじゃんけんの手の割合は…。

1/3ずつではありませんでした。
重要なのは各手が何%ずつなのか、
ですが著作権を犯してしまうので
申し上げられないです。
これを

偏りなのか、
誤差の範囲内なのか、

どちらにもとれます。

人それぞれです。
なんともいえません。
ただ、個人的には偏りがあると解釈しています。

この偏りがあるから勝率は大幅に上回っています。

貴重な人類の財産

白書の中には細かなデータが並んでいます。
現在は5回連続で同じ手が出現するという
人類史上初めての
誰もが経験したことのない状態にあります。
果たして今度は何をだすのか。

もしご興味があれば
購入をおすすめします
といってもこちらで購入はできず、
同人誌を直接買いに行っていただくことになります。

確率統計とは一体何のためにあるのか

じゃんけんの手に偏りがあるということは
数学の問題でじゃんけんに勝つ確率が1/3とか言っていても

全く意味ないじゃないか

というご意見が生まれると思います
おっしゃる通りではありますが
私はこのように答えます。

すべての事象において
最も起きそうなところ(平均)から
どれだけ離れているかが「個性」になる

なんかよくわからないですね。

つまり、自己のアイデンティティが
じゃんけんの手を1/3という確率に埋没させず
自分の個性の表れとして無意識に溢れ出てしまうのではないだろうか
確率統計という学問で定義された、平均や分散はあくまで、
すべての人間が没個性の場合、起きる事象を表しており、
事象の偏りが、あなたの個性を認識させるツールになるのではないか。
つまり確率統計とは

個性を測るツールである

と私は思う。

さらにもう一段深堀をして
完全ランダムとはなにか

完全ランダムの世界

完全ランダムであれば手の偏りは生まれない。
しかし、現実世界では完全ランダムはないし、
実は再現できない。
プログラミングでも乱数を発生させる関数はあるが、
実際は疑似乱数である
真の乱数を発生させることが現在でもできていない。

私たちが生きている世界は
完全ランダムではない世界に生きている、
一人一人が偏りという個性を持った存在として。

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