中田敦彦

【中田敦彦が解説する”名著”】FACTFULNESSファクトフルネス

中田敦彦

マスコミは衝撃的な映像や見出しを
つけてしまいます。
それは私たちの目を引くため仕方のないことではあります。
しかしそれによって世界を歪んで捉えてしまい、
誤った判断をしてしまいます。

「FACTFULNESS」という本では
経済、環境、医療などの分野で
たくさんの誤解があることを
教えてくれます。
300万部を超えるベストセラーとなりました。

この本を中田敦彦さんが動画で解説しています。

実は間違っていた世界の常識、思い込み、
そして気を付けるべき人間の本能。
これらを実に分かりやすく教えてくれる本だとわかります。

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中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY
がどんなチャンネルか知りたい方はこちらへ

 

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“FACTFULNESS”ビル・ゲイツやオバマ元大統領が大絶賛した名著!

ソンブレロの代わりにドル・ストリートを教えよう

子供たちは幼稚園の頃から外国や宗教について学び始める。
かわいらしい世界地図には民族衣装を着た人たちが描かれている。
(中略)そうしたイラストに悪気がないのはわかっているが、
「あの人たち」は違うと勘違いしてしまう子供もいる。

(中略)民族衣装の代わりに、子供たちにドル・ストリートを見せた方がいい。
普通の人がどんな暮らしをしているか教えよう。

本文より抜粋

著者:ハンス・ロスリング、
オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド
訳:上杉周作、関美和

ちょっと分厚いし、
FACTFULNESSという言葉自体が
「ビジネス用語なんでしょ?」
「意識高い人が、お金儲けするために読むのかな…」
私関係ないね、と感じる人も多いかもしれない。
しかし、そんなことはない。
中田氏も最初はそういう印象を持ったけど
読んでみたら全然違った。

中田氏「めちゃくちゃ面白いです」

あらゆる読者に超タメになる。

中田氏「これは読んでおかなきゃいけない」

2018年に海外で発売された。
2019年に日本でも発売された。

書店でベストセラーとして並べられるようになった。

世界で200万部売れている。
ビル・ゲイツやオバマ元大統領が絶賛した。

「私は知り合い全員にこれを配りたい!」
というぐらいビル・ゲイツは絶賛している本。

ファクトフルネスとは何なのか

多くの人間が現在の世界の現状について
誤った認識をしている→(経済・環境・医療)

ホワイトボードより

FACTというは「事実」
それにFULNESSをつけた造語。

ファクトに溢れているマインド
それがFACTFULNESS。
事実に基づいて考えていこう。

「もちろんそうしてるよ」
と皆さんは思っている。

「ファクトにフルネスして生きてますよ」
私たちは妄想に囲まれて生きていない。
「UFO」とか「エイリアン」とか。

「事実に基づいていますよ」
と言いますが、
そんな方ほど読んで欲しい。

「えっ!」という事実を
突きつけられる。

「多くの人間が、現在の世界
現状について誤った認識をしている。」

ということを声高に主張する本である。

「ああ、都市伝説ですか?」
「この陰謀が」
「信じるか、信じないか」
ということではない。

明確にファクト、
つまりデータや統計を基に
皆さんの意識がいかに
今まで囚われていたのか
を明らかにするお話が書かれている。

ファクトフルネス
データや統計を基に世界を正しく読み解く

でもデータとか統計を出されて
皆さんの意識が間違っていましたよ、
って言われても
重箱の隅をつついてきそうな
感じがする。

中田氏も当初は
「データ、統計とか言ってくるの
凄いイヤだな」と思っていた。

中田氏「統計とか、切り取り方で、
何とでも操作できそうじゃないですか。
『○○党支持している人○%』
と言われても、それは
どこで誰がどう調べたの?
と疑いたくなるときがある。」

「この商品をいいと言っていた方は98%です」
みたいな謎の広告を見る。

「それ何の統計なんだよ、
もういいよデータは。」

実はそういう世間に溢れている
「こういうことですよね」という情報を
きっちりとデータで見せてくれる。

その見せ方もすごく論理的で
「ああ、それだったら私たち誤解してましたね」
ということが痛快に分かってくる。

中田氏「それがめちゃくちゃ、気持ちいい」

著者:ハンス・ロスリング

謎のパソコンマニアが出てきて
「お任せください」というような
キャラが出てきそうですがそうではなく、

この著者が大した方。
統計学者かなと思いきや、
お医者さんであり、教育者でもある。

医師、教育者。スウェーデンで
国境なき医師団を立ち上げ、
TEDトークや公演でも活動

ホワイトボードより

世界中を行きまくったお医者さん。

だから、この著者が伝えたいことが
どういうことか?

皆さんが誤った世界の現状
「経済・環境・医療」を認識している

ということ。

「なんか、難しい話?」

中田氏「違うんですよ。」

これは皆さんが
「世界中の人々を想像してください」と言ったときに
パッと想像するときに、
思い浮かぶ絵が全く違うという話なんです。

ここがすごく必要だと言っている。
だから、ずっと講演している。

認識を誤ったままだと
誤った行動に出てしまうから。

要するに、
世界の人に対して
こういう姿勢で社会運動していきましょう、
外交とか海外支援とかをやる国の政策
それを決めるときに
「そんなの必要ない」とか
「これが必要」という
国民の声がある。

この国民の認識が
そもそも間違っていたとしたら…。

「俺たちがこういう人たちを救わなきゃ」
って思っていたけど
そんな人たちがいないとしたら。

そもそも私たちが声を上げている
「国はもっと世界に貢献すべきだ!」という
イメージすらも全然スタートが違うとしたら…
我々は大きなミスを犯してしまうかもしれない
ということ。

世界は今どういうことがあって
何に困っているのか。
だから我々はどういう風に
国を動かしていかなければいけないのか
ということ。

これは凄く大きい問題。

例えば被災地の支援活動とかで
「なんか間違っている」という声
最近よく言われますよね。

被災地にものを送りたい
何か助けてあげたい
と思うけど
被災地に素っ頓狂なものを送って
被災地が「これじゃねぇ!」という声、
最近よく出てくるじゃないですか。

助けたいから一生懸命、
千羽鶴を送るけど
こんな大量の千羽鶴は
被災地でどうしたらいいんだ
と言って怒りの声が上がる。

善意でやっているから
困ったことになるのよね…

服を送ればいいのか
と言って
Tシャツを大量に送るけど
「それは必要ない!」みたいな
「今うちのエリアに必要なのは
Tシャツじゃないんだよ!
何回言えばわかるんだ!」
というような
ディスコミュニケーションが
凄く大きな被害を出すことがある。

同じ国内でも
ディスコミュニケーションしている。

地震で困っている人が
何を欲しがっていて
何をしてあげられるのかすら
同じ国の近い県すら分からない。

だから国境またいで、海をまたいだ
向こうの国で、
例えばアジアやアフリカで
一体、どういうことが起きてて
何をしてあげることが適切なのか?
どういう面持ちでコミュニケーションするのが
適切なのか?
ということを我々は測りかねているわけです。

だんだん、実感が湧いてきましたよね。
「もしかしたら、我々、知らなかったのかもしれない」

この著者はしゃべりも上手い。
TEDトークでも非常に軽快にしゃべる
という方だったらしい。

TEDトークの様子はこちらで見られる。

この著者の「FACTFULNESS」の切り口が非常に面白い。

簡単な3択クイズを出す。

これをやっている人は何%でしょうか?
という問いにA,B,Cという3択で答える問題。

ところがそれに大半の人が
間違った答えを出してしまう。

「ええ、ごめんなさい。
不勉強でした。
私がバカでした。
勉強不足でした。」

ということを煽ろうというわけではない。

一般の人々の誤答率が高い
というだけでなく
環境や医療の専門家でさも
バンバン、ミスしてしまう
ことを明らかにした。

世間にどれだけFACTFULNESSが
浸透していないかを明らかにした。
それによって一般の人々が
おおっ!となったというお話。

「専門家の人たち、わかってんじゃないの?」

違うんですって。

環境とか医療の専門家とは言え
自分の専門的なジャンルには詳しいけど
そうじゃないところは詳しくなかったりする。

皆さんもそうじゃないですか?

自分の業務については詳しいですよ。
後輩に教えることもできますよ。
でも、自分の業務とはちょっと違う
同じ会社の違う部署については
よくわからない、
ということ多くないですか?

同じ業種だとしても
競合他社のやり方については
あまり知らない
というのもある。

例えば中田氏自身も、
業界人だ、芸能人だと
広く括ると言われる。

だから芸能界にお詳しいんでしょ?
と言われると
中田氏「僕はお笑い芸人にはある程度明るいですけれども
グラビアアイドルとか、モデルさんの世界なんて
はたまた役者さんの世界、全く知りません」

もちろんトーク番組とかで
お話することはある。
でもグラビアアイドルの人が
一体どういう序列とか、
競争とか、悩みとかがあるのか
全然知らない。

モデル業界のしきたり、全く分からない。

役者の世界に行ったらもうパニック状態。

用語が何もかも分からない。
それぐらい分断している。

だから世界のことを知るためには
それについてちゃんと教えてくれる人が
必要だろうということで
著者が教えていった。

この本はもう一つのドラマがある。

この本のもう一つのドラマ

この本が出たのは2018年。

ところが、著者のハンス・ロスリングさんは
2017年死去している。

どういうことか?

本を作るぞ!とハンスさんが思い立って
データを集めて執筆を始めた。

本は結構分厚い。
いろんなシビアなテーマに至るので
データをしっかり正確にとらなくてはいけない。

そのデータを集める。
時間がかかる。

執筆をはじめて1年後に病院に行った。
そこで末期のすい臓がんを宣告されてしまう。

余命が数か月であることを明らかにされる。

執筆中に末期のがん宣告をされた。
そこから死ぬ間際まで執筆をつづけて
いよいよ、完成したのが
「FULNESS」なんです。

中田氏「すごい本だと思いませんか。
こんな本、なかなかないですよ。」

凄く特殊(な環境で書かれた本)なんです。

その著者がもう死ぬかもしれない
となった時にそれまで入っていた
講演会などの仕事はすべてキャンセルした。

あらゆる今までの自分の活動を
全部キャンセルしてこの一冊を仕上げるためだけに
全ての時間を使ったらしい。

中田氏「そんな本に嘘があると思います?」

中田氏「これは凄い本かもしれない。そう思ったんですよ。」

印税を稼ぐために本を出すという多くの著者の考えは
全く通じない。

中田氏「この本を読んでいると清々しい気持ちになりますよ」

とにかく正しいことをちゃんと伝えたいんだ!
という情熱のみで筆が走っている!

だから多くの人の胸を打つ。

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解説

話は非常にシンプル。
10個の大きな間違いについて
凄く問いかけている。

10個の大きな間違いやすい本能が
人間にあるから
それを取り除くことで
色んな情報をファクトフルネスに
見られるようになるよというお話。

分断本能、ネガティブ本能、直線本能
とホワイトボードに書いたけれども
そう言われてもちょっと難しい。

中田敦彦のYouTube大学的に、
エクストリームにわかりやすく
かみ砕くということで
本能中心というよりも
例として出された
ファクトの方にフォーカスした。
なのですごく分かりやすいと思います。

パーセンテージの3択クイズも
面白いなと思った。

そのクイズはちょっと話が長くなるので
それも答えだけをシンプルにまとめた。

でも、クイズはクイズで面白い。

チンパンジーよりも専門家の方が劣っている
という論調がこの著者の持ちネタだから。

「環境・医療の専門家さえも
チンパンジーよりも世界を知らない」

ホワイトボードより

チンパンジーに3択を見せたら
当然、クイズの内容を理解していないから
A,B,Cをランダムに選ぶ。
だから正答率は33%になる。

チンパンジーにこの3択クイズをやらせたら33%の正答率。

ところが、この3択クイズを専門家にやらせると
正答率が5%だった。

「みなさん!この医療の専門の方々は
チンパンジーよりも世界のことを分かっていません。」

観客がワーッッッッ!となる。

中田氏「そういうやり方なんですよ。
面白いですよね。」

世界は裕福と貧困に二極化しているという誤解ー分断本能

世界は裕福な世界と貧しい世界に二極化している
という感覚があるらしい。

このYouTubeを見ているのは
日本人の方が多いと思います。

たまにコメント欄で
私は中国人です、台湾人ですとか、
アメリカで見ています
という方もいます。
ほとんど大半の方は日本で見ています。

日本。裕福ですね。

世界各国から見れば、もう裕福ですよ。

GDPなんて世界第3位です。

凄い裕福な国ですよね。

いろんな勢いの栄枯盛衰はあれど
いろんなことを言われているけれども
日本はそれでも裕福なんですよ。

そんな我々、日本人から見て
「後進国、途上国の皆さん。
なんとかしなきゃいけないね。」
って今思い浮かべているのは
もう本当にボロボロの街で
裸足の子供たちが、お腹を空かせている。

みなさん、何度も思い浮かべていますよね。

ご飯を残そうとするときに
こういうことを言われるでしょう。

「向こうのアフリカの方では、
食べ物がなくて、本当に飢え死にする人たちばかりなんだよ」
「ご飯いっぱい食べられるのはありがたいことだから残すな」

そういうことを言われる。

そうやって想像している
こちら側(先進国)とあちら側(発展途上国)
という考え方
これは大きく間違っている。

「発展途上国」と「先進国」という考え方はもう古い。

その根拠をグラフで見せられる。

その国の人口を円の大きさで描いて、
横軸に女性一人当たりの子供の数、
縦軸に5歳まで生存する子供の割合を取った
バブルチャートというグラフを見せる。

すると右上に先進国が固まっていて
左下に発展途上国が固まっている。
誰が見ても2つのグループに分断されているのがわかる。

「みんなの頭にあるのはこれでしょ。」
と提示する。

「アメリカ、日本、イギリスがあって
アフリカ、アジア諸国もこんな感じですわ、
なんとかせなあかんすね」と思う。

そのチャートを出した後で
「皆さんの頭の中にあるチャートはこれですね。
でもこれ1965年のチャートですよ。」
という。

「最新の2017年のチャートにまいりましょう」
と言って最新のチャートを見せると
ほとんどの国が右上に行く。

中田氏「凄いんですよ、その変化が。」

(多くの国々が)かなり良くなっている。

実は世界は「二極化」ではなくて
4つのレベルに別れていて、
「真ん中」がある

これをまず発想におきましょう
と言っている。

貧困と裕福のレベルが
レベル1、2,3,4と別れている。
レベル4が一番裕福。

日本やアメリカはレベル4。

レベル4とレベル1しかない
という世界観から
レベル2、レベル3がある
という世界観をまず持ってください。
世界の大半が、このレベル2、レベル3
に属している。

このような話から始まる。

先進国と途上国の二極化に分断されている
裕福さはレベル1~4に分かれていて、多くの国がレベル2、レベル3に属している

貧困国、低所得国は何%あるのか?

皆さんは裕福なのが40%で
貧困にあえいでいるのが60%ぐらいじゃないか?
なんとなくそんな風に感じているのではないか?

低所得国は9%しかない。(2017年?時点)
その代わり中所得国が75%いる。

レベル4が10億人
レベル3が20億人
レベル2が30億人
レベル1が10億人

ここから中所得国が75%だと言える。

中田氏「このデータ、結構驚きません?」

確かに。
最初聞いたときはびっくりした。

確かにあちら側とこちら側で分けていたな
と思うんです。

この著者のもう一つの面白い発明というのが
ドルストリート」という4つの写真。

裕福さで4つのレベルに分けて
どう暮らしているのか
ジャンル別に写真で見せていく。

例えば移動手段。

レベル1…泥だらけの素足
レベル2…ボロボロの自転車
レベル3…ちょっとしたバイク
レベル4…セダンの普通の自動車

多くの人が中古だろうが
軽自動車だろうが
自動車を買う人が多い。
免許をとる人が多い。
これがレベル4。

レベル3ではなかなかそういう人はいない。
バイクとか原付とかで移動している。
交通量のほとんどはバイク、原付の国もある。

その国はどっちなのか?
先進国?途上国?
それで分けようとすると
分からなくなる。

あれはレベル3の国、
と言いかえればいい。

ほとんどが自転車で走っている
という昔の中国のようなイメージ。

「中国はものすごく大きい道路を
大量の自転車の人で走っているんでしょ?」
というイメージは
中国の文化ではなく、
その時の中国の状況がレベル2だった。

それだけのこと。
今の中国はもちろん違う。

中国はとてつもない発展を遂げている。

レベル1の国というのが
素足で歩いている。

こうやって分けられると
なるほど、確かに段階があるな
と分かってくる。

ビジュアルで分からせる。
これが面白い。

それまで言葉とかイメージ(想像)で
我々が誤解していたものを明確に
ビジュアルとグラフで打ち砕いていく。

中田氏「この本、面白いですよ」

レベルわけでいうと
他にも調理方法とかも4つに分かれている。

レベル1…炭

我々は贅沢として
(キャンプとかで)
あえて炭で調理することもある。
そういうことではない。
炭、一択しかない。

レベル2…ガスボンベ

レベル3…簡易的なコンロ。
ツマミが1個ある。

レベル4…豪華なキッチンにある
何個かツマミがあって
いろいろできるコンロ。

なるほど。
世界はコンロがある国と
炭の国だけじゃない。

中田氏「そういうやり方もあるんだ。
こういう分類がね、非常に面白い」

先進国・途上国という言い方を
やめることから始めないといけないし、
かつて途上国だった国が
今はレベル3まで来ている。
そういうグラフも見せてくれる。

この著者はスウェーデンで育った。
スウェーデンはもはやレベル4の国。
著者が生まれたころはレベル4ではなく、
レベル3だった。
著者の母が生きた時代はレベル2だった。

スウェーデンのグラフの上昇を見ていただきたい
と言って所得とか人口とかが、
ブワッーとみせて、
スウェーデンってこんなに変わるの⁉

つまり国も
裕福な国はアメリカ、ヨーロッパ、
そうじゃないのはアジア、アフリカ
という考え方で
なんとなくアジア、アフリカは
アメリカ、ヨーロッパに追いつけないと
思っている。

でも、追いつけないどころか、
良いに追い越したり、
追い抜いたりするのは
この数十年間でやってきた。
これが実際にデータで見えてくる。

「世界は悪くなっている」という誤解ーネガティブ本能

世界は悪くなっている
「極度の貧困」は半減

ソンブレロの代わりにドル・ストリートを教えよう

子供たちは幼稚園の頃から外国や宗教について学び始める。
かわいらしい世界地図には民族衣装を着た人たちが描かれている。
(中略)そうしたイラストに悪気がないのはわかっているが、
「あの人たち」は違うと勘違いしてしまう子供もいる。

(中略)民族衣装の代わりに、子供たちにドル・ストリートを見せた方がいい。
普通の人がどんな暮らしをしているか教えよう。

本文より抜粋

著者:ハンス・ロスリング、
オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド
訳:上杉周作、関美和

 

直線本能

世界人口は増え続ける
100~120億で安定

恐怖本能

災害・戦争・テロの恐怖
犠牲者は減少

 

過大視本能

女性は男性と比べて
教育をほとんど受けられていない
世界の30歳女性は1年しか違わない

420万人の赤ちゃんが亡くなった。
これだけを聞くと深刻に感じるが
実は1950年は1440万人亡くなっている。

パターン化本能

生活レベルの違いは宗教や文化の違い
所得レベルの違いしかない

 

ソンブレロの代わりにドル・ストリートを教えよう

子供たちは幼稚園の頃から外国や宗教について学び始める。
かわいらしい世界地図には民族衣装を着た人たちが描かれている。
(中略)そうしたイラストに悪気がないのはわかっているが、
「あの人たち」は違うと勘違いしてしまう子供もいる。

(中略)民族衣装の代わりに、子供たちにドル・ストリートを見せた方がいい。
普通の人がどんな暮らしをしているか教えよう。

本文より抜粋

著者:ハンス・ロスリング、
オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド
訳:上杉周作、関美和

例えば

「あの国の国民はマナーはなってない。
国民性だ。」
という人たちがいませんか?


宿命本能

これからも経済の中心は欧米
アジア・アフリカが並んでくる

 

単純化本能

社会的進歩には民主主義が必要
2012~2016、10か国中9か国が非民主的

 

犯人探し本能

二酸化炭素排出量は中国・インドのせい
レベル4の国全体

 

焦り本能

社会問題には早急で大胆な対応を
じっくりと地道で大丈夫

 


まとめ

気にしなくてならない大きなリスク

  1. 感染症
  2. 金融危機
  3. 世界大戦
  4. 温暖化
  5. 極度の貧困

みなさんこれに気を付けてください。

でも何か大胆なことをすることではない。

必要なことは

  1. 平和
  2. 学校教育
  3. 保健医療
  4. 電気
  5. 清潔な水
  6. トイレ
  7. 避妊具
  8. 小口信用
  9. 謙虚さと好奇心

売ろうという本ではない。
ただ伝えたい。

 

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