スポーツの世界で
最低限のルールや特徴を理解していないと
ゲームに参加して楽しむのは難しいです。
例えばサッカーなら
- 長方形の形をしたピッチ
- 1チーム11人
- ゴールキーパー以外は手を使わない
というようなことを理解せずに
サッカーを楽しむのは難しいです。
(ほかにも細かいルールがあります。)
ところが社会では
ここに書いてあることすら知らずに
ピッチに立っている人が大勢います。
私たちは資本主義というゲームの中で生きています。
資本主義のゲームでプレーをしていくためには
ゲームのルールを覚えたり、プレーの技術を磨いたりする
必要があります。
資本主義ゲームのルールを解説し、
どんな風にしていけばいいかを学べる本がいくつかありますが、
ここではその中の一冊を紹介します。それが
続・資本論 (まんがで読破)
です。
この記事ではこの本の紹介をします。
こんな疑問を持っている方におすすめ
- 労働者の給料はなぜ上がらないのか?
- 資本家・経営者は何を考えているのか?
- 不況はなぜ訪れるのか?
この本の内容
一言でいうと何?
資本主義の闇部分のルール解説
ルール知らないで生きている人が多すぎ…
何も知らずに生きていると
支配者に割に合わない賃金で絞りとられてしまう。
では、どのように生きていけばいいか
主体的な思考を持ち、人生を切り進むきっかけになります。
利潤の増大を追及させられる資本主義社会。
そこでは、さらなる拡大のため
工場を大きくし、下請け業者も借金をし
他社との競争にも勝ち抜き、
労働者をこき使う。
これは上手くいっているうちはいいですが、
一つでも狂ってしまうと、
ドミノのようにすべてが倒れていってしまう仕組みです。
このあたりのことが分かりやすく描写がされています。
私たちはこういう社会の中で生きていおり、
自分(もしくは自分の親)は
どのポジションで生きているのか
を知ることができます。
世の中にはコート全体やポジションの種類と数もわからずに
ゲームに参加している人が多い状況です。
著者の経歴
一言でいうと、
カールマルクスの盟友で
資本論の第二巻、第三巻の完成に尽力した人物です。
他の著書
共産党宣言 ─まんがで読破─
資本論: 高畠素之訳 1巻
空想より科学へ
他書のおすすめ
池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ
現在の社会のルール解説ブックです。
生命保険、株、不動産、税金などについて
詳しく解説しています。
それがまかり通っているの?
ということをが分かる名著です。
まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」
レビューの評価
感想
資本主義のルールを知らないといけないと思います。
私も含めて、今生きているゲーム(社会)について
あまりにも無知で無関心です。
どういう社会を生きているのかさえ
わからなければ
いまの困窮した状況を生き抜いてすらいけないのは
ごく当たり前の話で。
そりゃ、知らなかったら
生殺与奪の権を他人に握らせて生きていくことになります。