入試問題を解いていると
平方根(ルート)を手計算する場面に遭遇することがあります。
ルートの計算をする方法として
開平法があります。
開平法は筆算のように
電卓がなくても紙の上で
ルートの計算ができる方法です。
大学受験の問題を解く上で、
小数点以下第2位まで近似値を求める上で
必要になります。
この記事では開平法の手順がわかる動画を紹介します。
開平法をマスターすることで
ルートの値を求めることができるようになります。
開閉法で計算
例えば
重力加速度g=9.8,高さh=13(m)から鉄球を自由落下させたとき
地上に落ちる瞬間の速度を小数点第2位まで求めよ。
地上に落ちる瞬間の速度を小数点第2位まで求めよ。
という問題があったときに
$$v^2=2gh$$
$$v=\sqrt{2gh}$$
$$=\sqrt{2\times 9.8 \times 13}$$
$$=\sqrt{254.8}$$
$$=15.???$$
15の2乗で225なので、整数部分は15と分かるのですが、
小数点以下も求めないといけません。
この時に
0.1ずつ足して、それを2乗して…
それを繰り返せば求められます。
$$15.1^2=228.01 ,15.2^2=231.04, …$$
ですが、計算も面倒ですし、
時間がかかりすぎてしまいます。
試験でやるのは、正直おすすめしません。
実は平方根を求めるためのひっ算(筆算)があるのです。
それがあれば、割り算のひっ算のように延々に求めることができます。
そのやり方を下記の動画で知ることができます。
開平法 ルートの値計算【演習付き】
少し計算は面倒ですが、
手順さえ覚えてしまえば、
求めることができます。
平方根の計算を求められる問題もあるのでマスターしておきましょう。