【大愚和尚の一問一答】和尚が勧めるアンガーマネジメント【怒り】

大愚和尚の一問一答

「大愚和尚の一問一答」の記事を書く目的

必要とされる方への橋渡し

YouTubeは解決したい、知りたい目的の動画を探すのに不便
過去にあの動画をもう一度見たいと思っても
どの動画だったか分からなくなる時があります。

過去にあの事を話していたのを
もう一度聞きたいと思っても
会話の内容までは検索機能が及ばず
膨大なコンテンツから探せないことがあります。

YouTubeは特に目的もなく
「何か面白い動画ないかな」
という心境で見るのには
とてもいいプラットフォームです。

しかし、順番通り系統立てて視聴したり、
特定の分野だけを視聴したいときには
あまり得意ではないプラットフォームです。

もちろん、再生リストという機能がありますが
事足りているとは個人的に感じてはいない部分があります。

以上の観点から、
誠に勝手ながらテキストと当方の主観や感想を
混ぜた記事で検索されやすい記事になればと考えています。
それによって動画への認知につながり
救われる方へ繋がればと願って書いています。

自分自身の心の整理

自分ごとの目的で申し訳ありません。
生きていていろいろと浮いたり沈んだいるすることもあり
過去の自分を大愚和尚の動画で
振り返り、検証をさせていただいていることが多いです。
思考の整理をさせていただくために
まとめています。

多少の主観や感想も語らしていただいております。
私なりに何かの役に立てばと思って記述しております。
もし感想や当方の考えに共感が持てなければ
退出されることをおすすめします。

ご関係者のみなさまへ
表現や内容でもし気になる点や問題点が
ございましたらお伺いさせていただきます。
お手数でございますが
フォームにてご連絡いただけば幸いです。

読者の方も
もし、どうしても気になることが
ある場合はフォームから
「優しく」つぶやいていただけると
助かります。

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怒りの相談

和尚が勧めるアンガーマネジメント

「怒り」のメカニズムとキレない技術

ご相談内容

相談の要点

  • 女子中学生からのご相談
  • 瞑想を唱えたり五戒を守ったり
    仏教の教えを少しずつ実践している
  • できるだけ「怒らない」ことに
    挑戦しているがうまくいかない
  • 自分は短気な性格なので
    怒らないことがとても難しく感じる
  • 確実に怒りを消す方法はないですか?
  • 怒らないためにどうすればいいか教えて欲しい

よく動画を見させていただいている
中学生の女子です。

私は一年ほど前に
親から仏教について教えてもらい
少しずつですが
お釈迦様の教えなどを実践したり
「慈悲の瞑想」を唱えたり
「五戒」を守るようにしています。

そこで、「怒ることというのは悪い」
とお釈迦様がおっしゃっていたことを知ったので
最近できるだけ怒らない
ということに挑戦しているのですが

やはりちょっとしたことで
イラついたり
母親がいつもケンカ腰なので
イライラしてしまいます。

もともと私は短気な性格なので
怒らないことはとても難しいです。

こういうとき確実に怒りを消す方法は
ありませんか?

また、怒らないためにはどうすればいいかなど
教えていただけると幸いです。

文章力がなく申し訳ありません。
ぜひ大愚さんのアドバイスが聞きたいです。

すごいな…
怒らないことを
考えるなんて。

「怒らないように」
なんて中学生の時
考えたこともなかったわ

驚異的な中学生

大愚和尚
大愚和尚

「驚異的な中学生だな」と思って
今、このお手紙を読ませていただいていたんですが
中学生にして「怒らないこと」とは
そしてまた、私の動画を見て
仏教の勉強をしようという

大愚和尚
大愚和尚

すごい時代になったなというか
すごい意識の高い人たちが
やっぱり多いんだな
ということを感じました。

内観のすすめ

仏教というのは
お釈迦様が悟りを開くための
具体的な道筋というものを
詳細な方法論をもって
それを示されたのが仏教です。

お釈迦様

心の完全なる平安に向けての
具体的なトレーニング
それが示されているのが仏教です。

ただそれがインドから日本に伝わるまでの間に
数千年の時を超えて
また各地を転々とする中で
そこにオリジナルのお釈迦様の教えに加えて
のちの様々な弟子たちが
様々な方法論を加えたりとか
解釈を加えたりして
とても複雑に
そしてまたなかなか一般の人が取り組みづらい
ハードルの高い教えになって
今この日本に伝わっている。

というところが
私たちのような僧侶が
それをできるだけわかりやすく
みなさんに解釈して伝えていくという
必要があるのかなということを感じて
私もこのような「一問一答」の番組を
続けさせていただいているわけですけれども

大愚和尚
大愚和尚

相談者にぜひ覚えていただきたい言葉があります。

それは

内観

という言葉です。

瞑想に関するものの本というのは
本当に今たくさん出ていたり
インターネットでいろんな情報が
出ていたりします。

実際それに取り組んでいくときに
お坊さんでも本当に
どういう風にしていったらいいのか
ということが分からないまま
行っているぐらいのもので

実際それをやってみて
果たして自分は心というものを
整えていくということに
成功したかというと
これなかなか簡単ではないんですね。

そこで相談者には
いきなり「怒らないようにするには
どうしたらいいですか?」といって
ポンとそこへ行くというだけではなくて

まず第一ステップとして
すごい時間をかけて
この内観ということができるように
なっていただきたいなと思っています。

内観というのはどういうことか?というと
自分の心の中に起こってくる様々な感情
そしてその感情が起こってきたときの
自分の体の状態を客観的に
冷静に観察するということです。

これは私が自分で自分に
トレーニングとして課していることなので
インターネットに書かれていることでは
ないかもしれませんが
ぜひ今日は相談者にそんなことを
具体的にお伝えできればと思います。

相談者への処方箋

処方箋は今の「内観」なんですよ。

相談者の問題は
「どうしたらお釈迦様のおっしゃることを
そのままできるでしょうか?」

これはですね。
お釈迦様の教えを聞いたり勉強して
すぐにできるというものではない。

だけどそれがすぐにできない自分との
葛藤に悩んでいらっしゃるというのが
相談者の問題です。

たとえばテニスをやっている人が
錦織選手にワンデイレッスンを
受けたとします。
それで、錦織選手が
「こうやってラケットを持って
こうやって打つといいんだよ」

ではそのワンデイレッスンを受けたあと
すぐに錦織選手のように
プレイができるかと言ったら
無理ですよね。

それはスポーツに例えてみたら
分かると思うんですが
スポーツでも何でもいいです。
料理でも何でもいいです。

自分が体得するというのは
その理論と方法論を聞いたから
イコールすぐ自分ができるということではない。

スポーツの練習と同じように
勉強と同じように
いろいろなスキル・能力の
習得と同じように
その方法論というものを意識して
何度も何度も練習をする
そして自分の中に落とし込んでいく

まさに瞑想というのも
「慈悲の瞑想」というのも
素晴らしいことが書いてあるんですけれど
それを聞いて「ああそうか、素晴らしいな」と
次の日からできるわけではないんです。

人間の本能
未熟さというもの
そこに自分が練習をしながら
少しでもこの未熟な自分というものを
育てていく
時間をかけて育てていく
これが修行なんですね。

この修行というものを経て
ようやくテニスをはじめた人が
時間をかけて
3年、5年、10年、20年、30年かけて
自分の中へ
この教えをいただいた「教え」
というものを落とし込んでいく。

そして実際に単なる知識、情報だけではなくて
それができるということ。
体現できるということ。

ここへ至るまでには
本当に大変な道のりがあるし
努力をし続けなければいけない。

けれどもスポーツの練習と同じように
何度も練習を繰り返していくうちに
徐々にコツをつかんで
そして気が付いたら
「あれ?」
「以前よりも怒りが自分の中で
静まってきた感じがある」
という感覚を得られるときが
来ると思います。

ですから相談者の問題は
「いいことを聞きました」
「お釈迦様がこうおっしゃっていました」
「慈悲の瞑想というものを
自分もそれを自分でできるように
言い聞かせてます。」
イコールすぐにできるか?といったら
それができない。
そのジレンマに今あるということです。

ですから問題じゃないんですね。
そういうものです。

すぐにテニスが
急にうまくなるわけではないのと同じように
心というものは
なかなか難しい
それを整えていくのが難しい

昔の方の禅のお坊さんの言葉に
「仏教は三歳の子供でもその理屈はわかるのに
80歳の老人でもこれを行うのは難しい」
といわれています。

良いことをして
悪いことを避けて
自分の心を清らかに保つ

たったこれだけの事なんですけど
誰が聞いても「うん、なるほど、その通りだね」
と分かるんですけれども
じゃあできるか?といったらできない。
それが仏教です。

ですから「気合を入れて」というのではなくて
どこかでその教えを学んで
忘れないようにして言って
そしてできるだけそこに近づけるような
自分であろうと
努力・練習・工夫・修行を重ねて
頂きたいと思います。

ちょっと話が前後しましたが
処方箋で伝えました「内観」

大愚和尚
大愚和尚

まず相談者には
こんな練習をしてもらいたいです。

それは「怒るな」といわれても
やっぱり怒ってしまいます。
怒れてしまいます。

相談者がとってもいいのは
自分で自分を短気だと自覚している。

これ、とても素晴らしいことですね。
自分が自分の得意なこと
それから苦手なことということを
きちんと知っている
ということは内観を助けていきます。

ですから自分は怒りっぽい
そしてとくにお母さんとイライラして
言い合ってしまうということがある。
このことをきちんと理解をしてほしいです。

それで「内観のやり方」
まず相談者には

  1. 自分の心を見つめる
  2. そして体を見つめる

この2ステップでぜひ内観の練習を
していただきたいんです。

内観というのは
瞑想のひとつの練習ステップだと
思ってください。

練習方法のトレーニングの一つが内観。
自分の心の状態を見つめる
自分の体の状態を見つめる。
この二つです。

どういうことか?といいますと
たとえば、とても難しいんですが
お母さんと言い合いになってしまった
その時にカーっと腹が立った。
「なんだよ」と思った。
「ママ、むかつくな」と思った。

このお母さんとカチンときて
もし言い合いになっているというときに
自分が自分の怒りを抑えるというのは
非常に難しいです。

なぜかというと怒りというものは
本能的な防衛本能なので

それがたとえ自分が未熟であるから
あるいは自分が相手の気持ちがわからないから
あるいは相手が攻撃的に自分を攻撃してくるから

いろんなシチュエーションがあるんですけれども
とにかく相手から攻撃されたと
自分の本能が感じてしまったときに
勝手に起きてくる反応なんです。

無意識のうちに。
腹が立つという感情ね。

自分を守るために
自分が侵害されていることを守るために
自動的に起きてくる感情である。

これが怒りであるということを
理解して欲しいんです。

例えば相談者が
普通に誰かと話をしている時に
パーンと目の前に
どこかから誰かが投げてきたボールが飛んできたとか
物が顔に飛んできたとなったら
瞬間的に私たちはハッと手でよけますよね

これをボールが飛んできたというのを
「本能的によけないようにしてください」
と(いうのは)それは難しいです。

もうポンと飛んで来たら
自動的に目をつむってしまって
まぶたを閉じて
目に異物が入らないように
自分で防御するという
そういう風に勝手に体が動いてしまう。
それが条件反射みたいなものです。

これと同じように
心の中に起きてくる怒りというのは
「誰かから自分が侵害された」と
もう本能的に感じたら
自動的に怒りが沸き起こってくるんです。

これを抑えるというのは
まあ、そう簡単にできることではないんですね。
だけれども自分を守る防衛反応だとということを
まず基礎知識として理解していただきたいです。

そして内観というのはどういうことか?
といったら

お母さんとなにかやり合った、言い合った
そのあとに「まあ、本当に腹立つわ!!」
怒るわけですね。

これをですね

頭の片隅に「そのような反応が私には起きる」
ということを理解した上で
できるだけ早く
その現場から離れて

そして「もう本当に腹が立つ」
自分の部屋に行ってね
「本当にもう腹が立つ」
「あんなことをお母さんが言った」
「私が今やろうと思っていたのに」
「本当に腹が立つ、本当にムカつく」
「ムカつく、ムカつく、腹が立つ」
「私は腹が立っているんだ
私はムカついているんだ」と
自分が怒っているということを
口にして確認する。

これが私がおすすめする内観です

「私は怒っている」
「私は腹が立っている」
「私はあんなことを言われて悲しかったんだ」
「悔しかったんだ、チクショー!!」

ちょっと前にテレビの芸人さんで
コウメ太夫さんという
ひょっとしたらご存じないかも
知れないんですけれども
コウメ太夫さんという芸人さんが
いらっしゃったんですね。

この方がコウメ太夫さんの芸風として
なにかいろいろと自分が腹が立つということを
ずっと言ってそのあと
「チクショー!チクショー!」と
言うんですよ。

それが一つの芸風というか芸だったんですね。
でも、本当にそれなんです。

「自分がこういうことを言われた
腹が立った、チクショー!」って
自分で自分の怒りを
自分が怒っているということを
自分で認めるというか
それを言葉にしてみるんです。

「ああ、私は腹が立っている」
「もう、すごいムカついている」
「チクショー!」

おめおめこれを言った瞬間に
自分の中に反射として起きてきた
防衛本能である怒りというものを
自分の無意識を
自分が言葉にすることによって
意識化する。

「私は腹が立っているんだ」
「私はもうむかついているんだ」
「ムカついている、ムカついている」
「チクショー!」
「チクショー!と叫びたい気分なんだ」
とやるんですよ。

そうするとこれは
自分をもう一人の自分が
もうすでに客観的に見ている
という状態になります。

そして次にやって欲しいことは
その怒りが強ければ強いほど
その心の中に
カーッと頭に血が上る感じというものが出てきて
その感情に伴ってですね
体に反応がでます。

たとえばもうブルブル
力が入ってしまったり
心臓がドクドクしたり
もうどこかに
歯を食いしばっていたり
体が緊張していたり
なんかこう涙が出てきたり
なにかを殴りつけたくなったり
投げつけたくなったり

もう体にそのような
怒りの感情のエネルギーの行き先を
筋肉を使って表現したい
という自分がいる
ということに気づくんです。

この心で起きてくるところの
怒りのエネルギー
「私は怒っている
私は腹が立っているんだ
私はムカつくんだ」

と同時に
この拳ですね
この体に起きる反応というものを
2段階に観察するんです。

「ああ、私の体はこんなに力が入っている
心臓がこんなにドキドキしている」

そしてこんなに
言葉が詰まる
こみあげてくるものが
何か苦しいものが
ここら辺にこみあげてくる
頭が痛くなってきた。

その体に起きてくるところの状態を
また、言葉にしてほしいんですよ
「ああ、こんなにもう私、
力が入っている」
「こんなにも私は怒っている」

そうすると
無意識のうちに怒っている自分を
意識を持って眺めている
もう一人の自分というものが
対話を始めていくということが
起こるんです。

自分の中で怒りの感情を持って
カーッと無意識の自分と
そしてそれを客観的に眺めて
観察している意識の自分というものが
出来始めます。

これが理性です。
本能と理性です。

それが本能の自分が勝ってしまうと
カーッとなるわけですけれども
理性の自分がだんだん強くなってくると
腹も立つんですよ。
怒ってしまうんですよ。

そして実際にそういう反応も体に起きるんですよ
怒ったときの反応が体に起きるわけです。

なんかこうポーンと殴ってしまったり
物を投げつけてしまったり
やってしまうかもしれない。

だけれどもそのあとで
理性の自分というものが
「本能の自分、それでお前はいいのか?」と
「これはお前にとって得な行動なのか?」ということを
理性の自分が諭してくれるようになる。

ですから「怒るな」というのは
難しいですけれども
怒った後にそれをさらに
強化していく。

要するに本能の自分の暴走を
それに火に油を注ぐようにして
ドンドンと増長させていく
これが怖いことなんです。

ですから、怒るのは仕方がない
それはもう簡単なことではない。
それを抑えられたらもう達人ですよね。
悟りを開いた人です。

でも、なかなかそうはいかないので
怒ってしまった自分といものを
できるだけ早い段階で
理性の自分というものが
制することができる。

このような理性の自分を育てていただく。
そのための具体的な方法が今の内観です。

つまり、
自分の心に起きてくるところの感情を
客観的にして言葉にして眺める
そして自分の体に起きてくるところの
状態を客観的に形にして言葉にして眺めてみる

「こんなに心臓がドキドキして
私は怒っている」
「こんなに力が入っている」
「もう今にもお母さんを殴ってやりたいと
思っている自分がいる」

この自分を
もう一人の自分が見ているという
練習を積み重ねていく内に
バン!と怒るんだけれども
スッとそれが静まっていく。

カーッとムカつくことが
あるんだけれども
ふと10分後ぐらいには
それを振り返って
「ああ、私は怒ってしまったな」
と思う自分がいる。

この状態に持ってくるということも
普通はなかなか難しいんです。
一番怖いのは
怒りというものにのまれてしまって
自分が何をやったらいいか
わからない。

およそ犯罪を犯してしまう人とか
あとで極端な話、
人間は恐ろしいです。
自分の怒りに任せて
殺人を犯してしまうような
ことすら起きるわけです。

だけれども、そういう時に
そういう犯罪を犯してしまった人に
後で聞くと
もう、カーッと血が上って気が付いたら
目の前に相手が倒れていたんです。
気が付いたら包丁持って
相手を刺してしまって

そこにハッと我に返って
「なんで俺はあんなことをしてしまったんだろう」
と後になってから
これは本能が勝っている状態
それが暴走した状態
そして頭の中が真っ白になって
自分というものが一瞬どこへ消えてしまったのか
理性がどこへ消えてしまったのか
分からないという
これが一番怖いことなんです。

ですから少しずつでもいい。
サッカーの練習をする
テニスの練習をする
ピアノの練習をする
英語の練習をする
のと同じように

少しずつ少しずつ
本能の自分を理性の自分が抑えていく
抑えるとは違うんですね。
抑えるとはちょっと表現が違うんですよ。
抑えていくというよりも
それを眺めて
きちんと調整していくことができる。

まず相談者には
ここを目指していただきたいんです。

ということでもう一度
処方箋をおさらいいたします。
「内観」をしてください。

内観というものは
私が(オリジナルで)やっている
内観なんですけれども

怒りが起きてしまうことは仕方がない。
もうそれは防衛本能なんだから

反応なんですから
何かが飛んできたときに
瞬間的に顔をよけてしまう。
瞬間的に目をつぶってしまうのと
同じように

反射的に自分の中に
怒りというものが出てくるんです。

自分を守るために
自分を侵略されないために
侵害されないために
これはもう仕方がない

だけれどもこれが出てきた後に
「ああ、私は怒っているんだ」
「わたしは悔しい」
「私は悲しい、あんなこと言われて」
「チクショー、あんなこと私に言ってきた」
それを言葉にして言ってみてください

「本当に悔しい、悲しい」
と同時に自分の体に起きてくるところの震え
体に入ってくる力、緊張
そして心臓の鼓動
呼吸の荒さ
そのような自分の体に起きてくる
反応というものを
客観的に眺めていく

そして言葉にしていく
自分を鎮めてなだめていくというよりも
眺めていくんです。

そうすると自動的にこの怒りが
おさまっていく
という現象がおきます。

ですからぜひ
「いきなり怒らないようにするには
どうしたらいいですか?」
という難しいところへ
たどり着こうとしないで

内観をして
自分の感情
そして自分の肉体の反応
これを見つめる
という練習をしていただきたいんです。

中学生からこのトレーニングをしていったら
本当に素敵な人になるだろうなと思います。

もっともっと瞑想というのは
内観というのは
この後のステップがあるんですけれど
まず欲張らないで
それができるようになって欲しい。

そういうことができるようになってくると
悪い方向を鎮め
いい方向をさらに自分で得て
集中力を自分の中に
つけていって
いろいろなことが
心というものは
できるようになってきます。

ですから本当にものすごい可能性というものを
心は持っています。

この心を自分が主となって
きちんと制御していく。

使いこなしていくということが
できるようになってきたら
本当に素晴らしいと思います。

ぜひその一歩が
今言った「内観」であるということ

どうぞ頑張ってください
応援しています。

大事なポイントをまとめると

  • 相談者に覚えていただきたい言葉があります。
    それが「内観」
  • 「怒らないようにどうしたらよいですか?」
    というところの前段、第一ステップとして
    「内観」ができるようになって欲しい
  • 内観とは自分の心の中の感情、
    体の状態を客観的に観察すること
  • お釈迦様の教えを
    勉強したからと言って
    すぐにできるわけではない。
  • それができない自分との
    葛藤に悩んでいるのが相談者の問題点
  • スポーツの練習と同じように
    繰り返し練習をしていくうちに
    以前と違った感覚に気づくことができる
  • 良いことをして
    悪いことを避けて
    自分の心を清らかに保つ
  • そう簡単にはできない。
    だから努力、練習、工夫、修行を
    積み重ねてほしい
  • 相談者は自分で自分を短気だと
    自覚できている
  • これは内観を助けている
  • 内観のやり方は
    1.自分の心を見つめる
    2.自分の体を見つめる
  • 怒りは防衛反応として
    本能的に起きてしまう感情である
    ことを理解する
  • 一人になって
    自分が怒っているということを
    口にして確認する
  • これが和尚がおすすめする内観法
  • 何度もすると、もう一人の自分が自分を
    客観的に見ているという状態になる
  • そして対話を始める
  • 引き続き、これを何度も繰り返す
  • 自動的にこの怒りが治まる
    という現象がおこる
  • この後のステップがあるが
    まずはこの「内観」が
    できるようになって欲しい

いつの時代でも
誰であっても
怒ってしまい
後悔したことはあります。
時と場合で
その感情の対処をするための
トレーニングを日ごろから
怠らないことが大事ですね。

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大愚和尚の一問一答 相談内容別リンク集

「怒り」を扱う相談

恋愛相談

不倫相談

人間関係の相談

友達関係の相談

公式ページなど

大愚和尚の一問一答/Osho Taigu’s Heart of Buddha

ニコニコ動画 大愚和尚『大愚道場』

オフィシャルサイト

大愚 元勝(大愚和尚)(@Taigu_gensho)さん | Twitter
大愚 元勝(大愚和尚) (@Taigu_gensho)さんの最新ツイート。弟子とこっそりはじめたYouTubeチャンネルですが、多くの方からの反響をいただき、YouTuber和尚と呼ばれる今日この頃です。皆さまが健やかに穏やかな日々を送れますように。合掌

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