【大愚和尚の一問一答】人によって愛を感じる感覚は異なる

大愚和尚の一問一答

「大愚和尚の一問一答」の記事を書く目的

必要とされる方への橋渡し

YouTubeは解決したい、知りたい目的の動画を探すのに不便
過去にあの動画をもう一度見たいと思っても
どの動画だったか分からなくなる時があります。

過去にあの事を話していたのを
もう一度聞きたいと思っても
会話の内容までは検索機能が及ばず
膨大なコンテンツから探せないことがあります。

YouTubeは特に目的もなく
「何か面白い動画ないかな」
という心境で見るのには
とてもいいプラットフォームです。

しかし、順番通り系統立てて視聴したり、
特定の分野だけを視聴したいときには
あまり得意ではないプラットフォームです。

もちろん、再生リストという機能がありますが
事足りているとは個人的に感じてはいない部分があります。

以上の観点から、
誠に勝手ながらテキストと当方の主観や感想を
混ぜた記事で検索されやすい記事になればと考えています。
それによって動画への認知につながり
救われる方へ繋がればと願って書いています。

自分自身の心の整理

自分ごとの目的で申し訳ありません。
生きていていろいろと浮いたり沈んだいるすることもあり
過去の自分を大愚和尚の動画で
振り返り、検証をさせていただいていることが多いです。
思考の整理をさせていただくために
まとめています。

多少の主観や感想も語らしていただいております。
私なりに何かの役に立てばと思って記述しております。
もし感想や当方の考えに共感が持てなければ
退出されることをおすすめします。

ご関係者のみなさまへ
表現や内容でもし気になる点や問題点が
ございましたらお伺いさせていただきます。
お手数でございますが
フォームにてご連絡いただけば幸いです。

読者の方も
もし、どうしても気になることが
ある場合はフォームから
「優しく」つぶやいていただけると
助かります。

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恋愛相談

人によって愛を感じる感覚は異なる

禅僧の視点から見る恋愛の正体

ご相談内容

相談の要点

  • 女性からのご相談
  • お付き合いしている男性がいる。
  • 一緒にいるだけで幸せなのに
    不完全燃焼だと感じる
  • 彼のことを愛せていないのではないか?

私にはお付き合いしている男性がいるのですが
その方とのデートが終わった後の
自分の感情について疑問を感じています。

その方のことは存在そのものが好きで
一緒にいるだけで幸せなはずなのに
食事だけ、買い物だけといった
体の関係を持たないで終了したデートは
なぜか不完全燃焼だと思ってしまいます。

私は彼のことを純粋に愛せていないのでしょうか?
ご意見お願いします。

何といっていいのか

体目的なのも嫌だというけど
こういうことを言う人もいる…
男性側に余裕を感じますが。

女性として見られていないのでは?
という不安を持ってしまう
いろんな形があるんでしょうが
相談者の動揺が伝わってきます

五蘊非我(ごうんひが)

仏教の言葉に

五蘊非我(ごうんひが)

という教えがあります。

これは初転法輪といいまして
お釈迦様が悟りを開いた後
その自分の悟りの境地というものを
誰かに伝えるべきか
それともそれを話したところで
みんな理解できないし
これを伝えないべきか
ということを少しお悩みになって

でも最終的に
自分の悟りの境地を
昔の修行仲間だった
最初の弟子となる人たちに話し
教えを説いた。
その時に教えられた教えの一つだと
言われています。

「五蘊非我」ということです

「色・形」と仏教では言われる。
例えば何か刺激を受けたときの
それに対する感覚作用とか
何かを見て「これはこういうものだ」
というふうにする認識作用とか
記憶、判断とか
それを含めて自分の観念
自分を取り巻くものに対しての
自分の判断。
それは全部、絶対的なものではない
という意味です。

つまり私たちが普段接している
あらゆるものに対して
思っていること
感じていること
認識していること
それは絶対的なものではなくて
一時的なあぶくの様なもので
延々と続くものではないし
絶対の真理ではないということ。

非常に抽象的な感じがするかもしれません。

う~ん。
わかったような
わからないような。

必ずこれをやった方がいい
というような絶対的なものはないということ
時や場合、人によって
良いと思うことは違うということ

融通聞かない人は
みんな同じものが好きで
みんな同じことが嫌いで
どんな場合にも同じルールを
当てはめてしまう。

そういう人がいると
ちょっと困るわね

私たちが「こう思う」「こう感じる」ということは
絶対的な真理はほとんどない。
あぶくのようなものである。
それは一時的なものであって
未来永劫、延々に続く
この世の真理ではないのだ
という意味だと思ってください。

相談者の問題点

相談者の問題は
不安を持ってらっしゃることなんです。

「自分は本当に愛されているんだろうか?」
という言葉にならない不安というものが
やっぱり恋愛をしているとあります。
恋愛をして好きな人と一緒にいる時間というものは
すごく気持ちが盛り上がっているときは
すごく濃密な素敵な時間、甘い時間です。
けれどもこの時間が甘ければ甘いほど
素敵であればあるほど
どこかになにか不安というものが
同時にその根底にあったりする。
恋愛をしている人は
みんな感じることだと思う。

幸せであればあるほど
不安も大きくなる
なんだか切ないね~

ではその不安はどこから起きてくるのか?
恋愛の本質を知らないがために
それが起きてくる。
恋愛とは何か?
恋愛の本質とは何か?
ちょっとこんな話をすると
幻滅してしまう人が
いるかもしれませんけれども

恋愛の本質は「娯楽」なんです。

私たちが「素晴らしい、こんな素敵な恋は」
と思っているものの本質は
娯楽なんです

映画を見たりとか
物語を読んだりとか
テーマパークに遊びに行ったりとか
それと同じような「娯楽」なんです。

言ってみれば最大のエンターテインメントです。

恋バナはみんな大好きだからね~

フランスの哲学者でモンテスキューという人がいる。
この人は「恋愛というものは
仕事のない人々の
仕事のようなものである」
という言葉を残している。
要するに「やることない人の最大の娯楽だよ」
という言い方をしている。

まあ、忙しいときに
気にしている暇はないね

これは恋愛に対して非常に
「そんなものじゃない」という反発を
覚える人もいるかもしれません。
失恋をしたり、終わった恋というものを
冷静に眺めてみると
「本当に夢のような時間だったな」
それはそれでいい思い出なのですけれども
あとで振り返って冷静に思うと思います。

恋愛の盛り上がっている渦中にいると
そう思えないのですけれども
終わってみれば
恋愛というものの本質は最大の娯楽。
すごい刺激的なエンターテインメントである
というものだと思ってください。

もう少し心理学的なところといいますか
そういう見方を今の不安ですね
恋愛に関して相談者が感じていらっしゃる
不安に対して少し突っ込んで
問いかけさせていただきたい。

誰かと付き合っているといつも
「私が愛している以上に
相手も自分を愛してくれているだろうか?」
という不安に苛まれるんです。
好きであればあるほど
「私以上にあなたは愛を返してきて
くれているの?」
という問いが
どこかで私たちの心の中にあって
好きな人と一緒にいる時間なのに
同時にそれに対して
不安を感じてしまう。
こういう方は少なくない。

いろいろな恋愛相談を受けている中で
二つのパターンがあると感じています。

堂々とした恋愛の場合

ひとつは堂々たる恋愛である場合
要するに不倫とか望ましくない恋愛ではない、という場合。

自分が愛されているとか
大事にされているというその感覚を
どういうときに感じるのか?
人によってパターンが違う。
違ったパターンがいくつかあると言われている。

ひとつは言葉によって愛を感じる人。
「好きだよ」「愛しているよ」とか
そういう言葉を掛けられることによって
「自分はこの人に愛されているのか」
ということをすごく感じる人。

もう一つは「モノ」。
プレゼントをもらったり
贈り物をもらったりすることによって
「自分は本当に愛されているんだ」と感じる方

それから「時間」。
物とか言葉よりも
一緒に時間を過ごしてくれる
ということに対して
非常に自分は愛されていると感じる人。

最後に抱擁
抱きしめられたりとかキスをされたりとか
身体的なふれあいというものによって
「自分は愛されているんだ」
通常そういったことを
恋人の間ではミックスされて感じる。
親子の間でも(同じことが)いえる。

言葉をちゃんと言ってもらうことによって
愛を感じる人
物をもらうことによって
「この人からもらえる」ということによって
愛されていると感じる
時間を一緒に過ごしてもらうことによって
「自分は愛されている」と感じる
体に実際に触れてもらわないと愛を感じない

だいたいこの4パターンぐらい
自分はこうしてもらったときに
この人から愛されているということを感じる。
感覚を受け取るパターンがある。

相談者はひょっとしたら
一緒に食事をしたり
デートして映画を見たりとか
どこかに旅行に行ったりとか
ということも楽しいんだけれども
体に触れてもらうということによって
その人の愛を確認する。
そういう人なのかもしれない。

愛情を感じる4つのパターン
「堂々とした恋愛の場合」

  • 言葉によって愛を感じる
  • モノによって愛を感じる
  • 時間によって愛を感じる
  • ふれあいによって愛を感じる

一つだけということではく
ミックス(混合)されている
それぞれの人で「割合」が違う

人によって感じ方がいろいろあるのね

一つの物差しで測ると
混乱してしまうな~

堂々とした恋愛ではない場合

もう一つのパターンが
堂々とした恋愛ではない場合
「こっそり恋愛」、不倫の場合

いろいろなご相談を受けていて

肉体的な関係を求めたがる人が
多いような気がします。

う~~~む

食事をする、映画に行く、それもいい
ただ、いつも不倫相手に対して
望ましくない恋に対して
「こっそり恋愛」に対して
特に不倫の場合。

彼は自分のことを「愛している」と言ってくれる
デートもちゃんとしている。
不倫だということも理解している。

けれども、やっぱり奥さん以上の存在になりたいわけです。

その時に男女の愛として
食事をするだけで奥さんは満足ですよね。
むしろ奥さんで肉体関係は別にいらないという人もいるぐらい。

けれどもそれが不倫の恋であるがゆえに
余計、自分が肉体関係を持つということに対して
非常に喜びを感じること以上に

この人の愛のすべてを勝ち取りたい
自分にその気持ちを向けてもらいたい

という気持ちがあるがゆえに
なんか食事だけでは満足しない。
旅行に行くだけでは満足しない。
映画を見るだけでは満足しない。

そこに肉体関係を持つということがないと
自分が「本当に愛されている」という
満足感を得られない。

そういうケースがあります。

病んでるな~

相談者がそうだとは言いませんし
分かりませんけれども
そのようなパターンがあると感じています。

相談者への処方箋

堂々した恋愛の場合

堂々した恋愛の場合は
彼とさらっと他愛もなく
話をしてみるといいと思います。

どうも人が愛されるというパターンの中に
「愛してるよ」と言ってもらう
言葉をかけてもらう
ということによって

自分の愛を
「本当に自分は愛されているな」と
感じる人と

物をもらうことによって
「愛されている」と感じる人と

一緒に時間を過ごすことによって
「愛されている」と感じる人と

肉体関係(抱擁、体のふれあい)を持つことによって
「自分は愛されている」と感じる人と
そのようなパターンがあるみたいです。

どれか一個ということではなくて
複数あると思うのですが

「あなたはどう?」
「私はこうなの」みたいな話を
一回してみると
相談者だけでなく
相手の彼氏も
「自分は好きなんだけれども
相談者から愛されているような
感じがないな」
と彼も思っているかもしれない。

そういう風にして
オープンに話をしてみる。

いきなり「私、肉体関係がないと
愛されているって思わない」
というと当然、はしたない女だと思われたら
嫌だなという気持ちはあると思う。
彼もビックリする。

「心理学の研究によると
どうもそういうパターンがあるみたいだけれど
あなたはどう?」
みたいな話をオープンにしてみると
いいかもしれない。

そうするとお互い
「ああ、そうだったんだ」
「相手はこういう風にしてもらうと
自分も愛されていると感じるんだ」
という風にして
お互いが理解できて
安心することもあるでしょう。

堂々した恋愛でない場合

ずっと不安は付きまといます。

もし相談者の恋愛が
仮に不倫であった場合は
時間の無駄なので

そうやって求める肉体関係というものは
「自分が本当に愛されている」という
勝負心からくる。

自分が愛を勝ち取りたい。
この人の関心を私に向けさせたい

ものすごい強い自分の自我、
わがままからくる感情なので
これは良いことではないと
一刻も早く切り捨てたほうがいい。

国際恋愛カップルの例

ある国際恋愛をなさっている
じきに結婚を考えているという方から
相談を受けたことがある。

女性が日本人、男性がイタリア人。

イタリアの方って本当に有名なんですけれど
「愛している」とかいろいろ言うわけです。

最初、日本の男性は
「愛してる」とか言葉にして言わないので
女性はそうことを言ってもらえる人に対して
舞い上がるというか嬉しいわけです。

日本の男性ははっきりと
そういうことを言わない男性が多いと
言われていますから。

でも、だんだんと結婚を見据えて
お付き合いを重ねていく内に
日本人の女性は
そういうことを言ってくれるのは
嬉しいけど
行動が伴わないとか
いろんな人に「愛している」と言っているので
イタリア人の男性に対して

「本当にこの人、
私のことを愛してくれているんだろうか?」

私にももちろん「愛してる」と
言ってくれるんだけど
他の人にもあいさつのように「きれいだよ」とか言う。

言葉と行動が
その人のあり方自体に差があるような気がする。
「本当に私は愛されているんだろうか?」
というような悩みを持っていた。

私は彼氏の方とも話としたけれども
意外なことに彼の方は
「彼女はすごく献身的に僕に尽くしてくれる。
だけど、言葉にして自分の愛を言ってくれない。」
ということが、
イタリア人の彼にとってのひそかな悩みだった。

やっぱり国民性もあるし
「自分がどういう風にしていると
愛されていると感じるのか」
という感覚も違うので
そこをオープンにして話し合ったらいいんじゃない?
とすすめた。

海外の方は自分の感情に対して
オープンだと言われるけど
そうじゃない人が多い。
すごくシャイ。

習慣として「きれいだよ」「愛しているよ」とか
何の深い意味もなく意識もなく言っている。
それを日本人が特別な言葉をかけてもらっていると
勘違いするパターンもある。

逆に日本人は黙って行動で示すみたいな
奥ゆかしい女性もいるので
そこに勘違いが生まれていた。

ちゃんとお互いに本心を聞いたら
二人ともすごく相手のことを大事に思っていて
将来一緒になりたいと思っていた。
だから「安心しなさい、表現の仕方が違うだけ」と。

お互いの表現の仕方の違いを理解して
付き合っていけば
これからうまくいくと思うよ
というお話をして
その後、二人はめでたく結婚をなさったと思います。

そんな相談を受けたことがあって
国が違って文化が違えば
よりはっきりと分かるのですけれど

同じ日本人同士であっても
育った環境も違うし
「自分が愛されている」
という感覚は違うので

そこの違いを理解して
恋愛をなさったら
ひょっとしたら相談者が感じている
不安というものが解けていくのかなと感じます。

「恋愛は娯楽だ」ということは
理解した上で
素敵な娯楽を一生懸命
楽しんでみてください。

大事なポイントをまとめると

  • 仏教の言葉に五蘊非我(ごうんひが)
    という教えがある
  • 自分の観念、取り巻くもの、判断、
    それらは全部、絶対的なものではないという意味
  • 相談者の問題は
    「自分は本当に愛されているんだろうか?」
    という不安を持っていること
  • 恋愛の本質を知らないがために
    不安が起きてくる
  • 恋愛の本質は「娯楽」である
    いわば最大のエンターテインメント
  • 不安を感じるのは
    二つのパターンがある
  • 堂々とした恋愛の場合
    言葉、モノ、時間、ふれあいなど
    人によって「愛されている」と感じる感覚は異なる
  • 堂々とした恋愛ではない場合(不倫など)
    肉体的な関係を求めたがる人が
    多いような気がします。
  • 堂々した恋愛の場合は
    彼とさらっと他愛もなく
    話をしてみるといい
  • もし相談者の恋愛が
    仮に不倫であった場合は時間の無駄。
  • ものすごい強い自分の自我、
    わがままからくる感情なので
    一刻も早く切り捨てたほうがいい
  • 過去に女性が日本人、男性がイタリア人という
    国際カップルの相談を受けたことがある
  • 女性は彼の言葉と行動が一致しないと感じ
    「本当に私は愛されているんだろうか?」と悩み
  • 男性は「彼女はすごく献身的だけど、
    言葉にして自分の愛を言ってくれない。」
    と悩んでいた
  • ちゃんとお互いに本心を聞いたら
    二人ともすごく相手のことを大事に思っていて
    将来一緒になりたいと思っていた
  • 「安心しなさい、表現の仕方が違うだけ」
  • 「自分が愛されている」という感覚は人によって違う
    その違いを理解して恋愛したら
    相談者が感じている不安が解けていくと感じる

人によって
感じる感覚は異なる。
ついつい自分のモノサシや
価値観、感覚で判断してしまう。
ひとそれぞれ違うのだけど
自身の価値観でしか
物事を測れない人も多いから
分かり合うことが大切ですね。

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これらの動画はYouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」でご覧いただけます。

大愚和尚の一問一答 相談内容別リンク集

「怒り」を扱う相談

恋愛相談

不倫相談

人間関係の相談

友達関係の相談

公式ページなど

大愚和尚の一問一答/Osho Taigu’s Heart of Buddha

ニコニコ動画 大愚和尚『大愚道場』

オフィシャルサイト

大愚 元勝(大愚和尚)(@Taigu_gensho)さん | Twitter
大愚 元勝(大愚和尚) (@Taigu_gensho)さんの最新ツイート。弟子とこっそりはじめたYouTubeチャンネルですが、多くの方からの反響をいただき、YouTuber和尚と呼ばれる今日この頃です。皆さまが健やかに穏やかな日々を送れますように。合掌
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