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【勉強法】英語習得で最初にするべきは「音読」【只管朗読】【只管筆写】【國弘正雄】

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書店や広告で様々な英語の習得法が紹介されています。
果たしてどれが本当に効果があるのか、
怪しいと思われるものもたくさんあります。

英語習得法の本を何冊も読み、
至った結論は、まず最初にするべきは「音読(朗読)」であることです。

同時通訳者として第一線で活躍され、
英語学習の第一人者である
國弘正雄先生は「只管朗読」という言葉をおっしゃっています。
これは意味を理解した英文をただひたすらに読み上げるトレーニング法です。

音読の重要性と
それにふさわしいおすすめの教材を紹介します。

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英語習得の超基礎、最初にすることは「音読」

英語は楽器やスポーツと同じで
繰り返しの練習、トレーニングが欠かせない。

CDを聞くだけでは習得できない、
楽して習得できないことがよくわかる、
本を紹介します。

これらの本や様々な勉強法について
読みましたがに共通しているのは
基本のトレーニングは「音読(朗読)」であること。

何百回と繰り返すことで自然と基礎が出来上がる。
(もちろん他の練習メニューも必要ですが、
音読は素振りみたいなもので、これが基礎となります。)

國弘正雄の英語の学びかた

この本で書かれている一番大切な言葉は

「只管朗読」
(ひと通り意味のわかった英文を、ひたすら音読すること)

他の英語話者も國弘先生と音読の紹介は
されているくらいです。

音読の重要性に疑問を持たれている方は
まずはこの本に目を通して考え直してみることをおすすめします。

英会話・ぜったい・音読 【標準編】—頭の中に英語回路を作る本

「音読」の重要性を説いている本。
英会話を習得するなら声に出して読むことが絶対に重要であることがわかる。
実際に教材を読んでみると、1文を読むのに
詰まったりしてしまう。

音読で読めないのなら、会話することは絶対できない。

ちなみにこの本の中には「只管筆写」というトレーニングも紹介されています。
これはただひたすらに意味を理解した英文を書き写すトレーニングです。
これもかなり効果があります。

超「速音読」英語勉強法

「速音読」という速く読むことに重点を置いた書籍です。
他にも著者の英語勉強の体験談をもとに
実際にどのような点で苦労したのかが
たくさん紹介されています。

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実際に音読を始めるには

中学レベルでどんどん身につく 話せる!英語音読【初級編】

教材の内容が興味のない話題だと退屈という方には
こちらをおすすめしています。

へぇ~というような程よく面白い内容のトピックを選んでいます。

みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング

「英語上達完全マップ」で「音読」の重要性を
説いていますが、その音読部分をより深く掘り下げる教材です。

こちらを教材にして(または「英会話・ぜったい・音読」から)はじめてもいい。

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音読のさらにその先のトレーニングへ

音読はあくまで素振りになので、
基礎練習として重要だけれども、
それだけでは足りません。

語彙や文法、会話、ライティングなど
やることは他にもありますが、
何をすればいいのでしょうか?

次の書籍が参考になります。

英語上達完全マップ

下記のサイトの「英語上達完全マップ」を元に学習計画を立てられます。

英語学習する上でとても参考になる情報が書かれています。
特に独学で勉強される方はご一読をおすすめします。

書籍も出版されています。

どのトレーニングが
どのような目的でどのような力をつけていくのか。
実際にどのぐらいトレーニングすれば良いのか。

とても細かく書かれています。

なんとなく、文法を勉強したり
なんとなくリスニングをしていても
英語が上達しないという方は
まずはこの本を読んでトレーニングメニューを見直すことを
おすすめします。

「超」英語独学法

英語の勉強の仕方を分かりやすく解説してくれる一冊。

著者:野口悠紀雄

8割理解でOKとする、
自分の必要な部分だけに力を入れ、不要な部分は手を抜く
など大人になってからの英語勉強法が書かれています。

「聞く」ができないと「話せる」ようにはならない。
(だから「聞けるようになる」ことが先)

文を単語ごとに分解して理解するのではなく、
文を丸ごと暗記してしまう「暗記法」

この2点に強い共感を得ました。

英語が話せることの他に
「書ける」ことの重要性も説いている。

最後に「本来は英語学習は楽しい」ということに
力説されている章がある
という点が一番気に入っています。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

話したい日本語から頭の中で英語の文に変換するトレーニング。

オンライン英会話をやってみるとわかりますが、
自分の言いたいことが日本語で思い浮かんでも
それを英語でいうことができず、
とてももどかしい思い(ストレス)です。

会話する前段階で必要なトレーニング。
頭の中で言いたいことを英文に組み立てる回路を作れなければ
話すことは出来ない。

英語日記BOY

海外で夢を叶える英語勉強法

表紙より抜粋

著者:新井リオ

オンライン英会話の重要性がよくわかる一冊。
著者がどのようにして英語を覚えていったのか
メンタル面、考え方の部分で多く解説されている。

ロゼッタストーン

0から勉強するには
ものすごくいい教材。

中学英語や大学受験を経験している人には
最初は簡単すぎてだるいと感じます。
ただ、実際に発音すると
上手く話せないことが
分かったりするのでスピーキングのトレーニングとして有効な教材。
英語の授業は会話の訓練が
慢性的に不足している。
日本人同士のやり取りだけではうまくなりにくい。
一度、英語でロゼッタストーンをおすすめしたい。

英語以外の言語でも学習にもとてもいい。
個人的に学習したのはスペイン語、アラビア語、韓国語の3つ。

スペイン語は0から学習するにはとてもいい教材になりました。
ある程度の単語は覚えてしまいましたし、
簡単な文なら理解できるようになりました。
しかし、レベル3のある段階からよくわからなくなってきました。
基本的には写真と選択肢だけが提示されるだけで
説明は一切ないので難しい文法になってくると
さすがにそれだけで理解するのは難しくなりました。

アラビア語や韓国語に至っては、
文字も文法も大きく英語とは異なっているので
基礎を理解するだけでも大変でした。
また語彙もないので文字と読み方の対応もよくわらず
本当に理解したのかも不安に感じながら進んでいきます。
この点からもロゼッタストーンだけで習得するのではなく
他の教材との併用が必要になります。

英語の文法に近く、
文字もほとんどアルファベットと同じ
という言語(スペイン語、フランス語、ドイツ語など)については
最初に勉強する教材として強くおススメできます!

アラビア語や韓国語などのように
文字も異なり、文法も大きく違う言語については
ロゼッタストーンと併用する教材が必要になります。
(中国語は同じ漢字圏なので日本人にとって
ロゼッタストーンは相性はいいかもしれないです)

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